歯科ノート

私が勉強した歯科や歯の病気についてのあれこれをつづろうと思います。

見えない矯正歯科治療

2010年06月08日 | 診療科別
小児矯正もそうですが、特に成人女性等は矯正治療をあまり人には見られたくないものでしょう。

大抵の場合は歯の表面に金属のワイヤーを付けます。主に成人矯正歯科は見た目のよさの為に行うのですが、これでは本末転倒。矯正治療期間中の見た目の悪さに抵抗があると思います。

最近では透明の矯正装置「アクアシステム」や「クリアアライナー」や「インビザライン」と言った装置があり、半透明で殆ど見た目の違和感がありません。この3つの大きな違いは左に行くにつれて安くなり(20~50万円程度)、右に行くにつれてさらに目立ちにくくなります。あと治療期間も「インビザライン」が一番長いようです。

どの歯科でも行っている治療方法ではないので、矯正歯科治療の相談時に問い合わせた方がいいでしょう。

小児矯正歯科を受けるべき年齢について

2010年03月31日 | 診療科別
小児矯正歯科は一般的に何歳ぐらいから受けるべきなのか?

永久歯が生え揃ってからと勘違いされやすいがそれは全くの間違いで、本格的に取り組むなら顎の成長が始まる5歳ぐらいから治療を始めたほうが良い。

最悪でも小学校高学年ぐらいまでに取り組まなければ、思うほどの効果は見られないでしょう。

妊娠中はむし歯に注意!

2009年10月26日 | 虫歯の予防
妊婦さんは歯周炎や歯周病やむし歯になりやすい傾向がある。

その理由は「悪阻(つわり)」がひどくて歯磨きが出来ない人が多い事や、妊娠すると増える女性ホルモンにより口腔内の細菌の数が増加し、歯周組織の炎症等口腔内に影響を与えやすいからである。

妊娠中歯磨きの出来ない場合は、マウスウォッシュ等を補助的に使うか、ガムを噛む等して唾液を沢山出すように心がける事が必要だ。

歯科口腔外科についての説明

2009年09月02日 | 診療科別
口腔外科とも呼ばれるが、正式な標榜科目名は歯科口腔外科と言う。

歯科口腔外科は、虫歯治療・歯周病治療等を別にして、口腔内の外科処置を中心として、その疾病全般を扱う診療科である。一般的な外科の一分野でもあり、歯科の一分野でもある。

一部海外等では医師免許を必要とする場合もあるが日本の場合歯科医師の免許で診療が可能。

歯科口腔外科の診療領域の対象は、原則としては口唇、頬粘膜、上下歯槽、硬口蓋、舌前3分の2、口腔底に、軟口蓋、顎骨、唾液腺を加える部位とされる。

矯正歯科についての説明

2009年08月07日 | 診療科別
矯正歯科は歯科の正式な標榜科目の一つ。

器具による矯正により歯を移動させたり、上顎骨・下顎骨の形態変化を起こすことで、審美性や顎口腔機能の回復やその予防を目的としている。不正咬合は多くの疾患や機能障害の原因となり、これを取り除く矯正歯科の役割は大きい。

日本では、審美目的の矯正では保険が適用されないため、大体10万から100万円の費用が必要となる事が多い。