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重量553gの軽量14型フルHDモバイルディスプレイ

2020-12-09 17:59:18 | ニュース

FunLogyは、14型モバイル液晶ディスプレイ「FUNVISION Mobi.」の予約受付を開始した。Amazon.co.jpでの価格は1万9,980円だが、4,550円引きクーポンを配布しており、1万5,430円にて購入できる。18日以降に順次出荷される見込み。

FUNVISION Mobi.は、フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢IPSパネルを採用した製品。USB Type-C接続/給電およびMini HDMI入力に対応する。厚さ最大9.3mm、重量553gの薄型・軽量設計を特徴とし、狭額縁デザインを採用している。

おもな仕様は、表示色数が1,670万色、コントラスト比が1,200:1、視野角が上下/左右ともに170度。1W+1Wステレオスピーカーを備える。

本体サイズは322×9.3×240mm(幅×奥行き×高さ)、重量は553g。


Seagate、RISC-Vベースのプロセッサを開発。HDDの高速化を実現

2020-12-09 17:57:59 | ニュース

Seagate Technologyは8日、RISC-Vベースのプロセッサ2機種を発表した。

1つは高性能化、もう1つはエリア最適化に特化した設計を特徴とする。前者は、高度なサーボアルゴリズムの導入により、HDDにおけるリアルタイム処理性能を高める。こちらはHDDでの動作を実証済みで、初期段階のものを実装した場合、現在のものと比べて最大3倍の性能を実現できたとする。

後者は、柔軟なマイクロアーキテクチャ構成と機能セットを特徴とし、フットプリントと消費電力の削減に最適化が図られている。こちらは設計が完了し、ビルドが進められている。バックグラウンド処理などの補助的な作業負荷に対応するもので、エッジ処理におけるセキュリティ機能などの提供を想定した。

同社では、これらのプロセッサにより、データセンターとエッジでのリアルタイムデータ分析の高速化が実現可能となり、科学的シミュレーションやマシンラーニングなどの分野をサポートできるとしている。


ASUSの簡易水冷搭載Radeon RX 6800 XTビデオカードを試す

2020-12-09 17:55:05 | ニュース

ASUSから、簡易水冷を搭載したRadeon RX 6800 XTビデオカード「ROG-STRIX-LC-RX6800XT-O16G-GAMING」が発表された。今回、発売に先立って製品を入手したので、簡単にレビューをしたい。なお、発売日と価格はともに現時点では未定だ。

240mmラジエータ装備で冷却性に不安なし

本製品はRadeon RX 6800 XTの解禁早々、ASUSより予告されたモデルで、RadeonとしてはRX Vega 64以来、久々の簡易水冷仕様だ。ただ、Vega 64の水冷モデルは120mmラジエータを採用していたのに対し、本製品は240mmラジエータを装備しており、より高い冷却性を達成できる。

Radeon RX 6800 XTのチップ自体のTDPは不明だが、ボード全体の消費電力は300Wとされている。昨今のCPUは、TDPが125W程度であっても、240mmないしは360mmラジエータ採用の簡易水冷と組み合わせて使っていることを考えると、200W超が確実なGPUと240mmラジエータの組み合わせはなんら不思議ではないと言えるだろう。

【表】おもな仕様

製品名 ROG-STRIX-LC-RX6800XT-O16G-GAMING
GPU Radeon RX 6800 XT
SP数 4,608基
ゲームクロック 2,110MHz(リファレンスから+95MHz)
Boostクロック 2,360MHz(リファレンスから+110MHz)
ビデオメモリ GDDR6
バス幅 256bit
速度 16Gbps
インターフェイス HDMI 2.1、DisplayPort 1.4a、USB Type-C

最新のGeForce RTX 30シリーズとRadeon RX 6000シリーズは、いずれも消費電力が300Wクラスとなっており、従来と比較するとまさしく“モンスター級”とも言える。そのためメーカー各社は周辺の強化に乗り出しており、マルチフェーズに対応するための長尺/幅広基板や、2.5スロット占有のGPUクーラーは、常識になりつつある。そのなかで240mmラジエータを採用する本製品のようなモデルが出てくるのは、ある意味自然なことなのだ。

本製品は240mmラジエータを備えている関係で、ケースをかなり選ぶのは確か。近年のケースは5インチベイ/3.5インチベイがなく、前面と上部両方に簡易水冷を装着できるので、そういったケースではあまり問題にならないかもしれないが、一方向にしか240mmラジエータを装着できないようなケースにおいて、CPUにすでに簡易水冷を採用している場合新たに組み込むのは難しい点は注意したい。

また、本製品はカード自体の幅が広く、なおかつ側面から水冷のホースやファン接続ケーブルが出ているため、幅に余裕があまりないケースだと、たとえ240mmラジエータを収められるスペースがあっても、サイドパネルを閉められないといった事態になりかねない。購入のさいはよく確認してからにしておこう。

しかし、カード長自体は近年のトリプルファン採用モデルと比較するとかなり短い上に、占有スロットも2スロットだけで済むので、対応ケースさえ見つけられれば逆に組み込みやすいと言えるだろう。

ASUSならではのクラフトマンシップ

それでは本体を見ていこう。さすが240mmラジエータとビデオカード本体の2ピースに分かれた製品だけあって、パッケージは一般的なビデオカードよりかなり厚みがある。ただ、カード長はむしろ短いためコンパクトに収まってはいる。店頭で購入しても問題なく持ち帰れそうだ。内容物は本体のほかに、マニュアルと、結束バンドや定規、シールなど、いくつかのオマケがついていた。

ビデオカード側には、ブロワーファンが搭載されていて、VRMといった部品を冷却する。その一方でビデオメモリとGPUはポンプ一体型の水冷ヘッドにより冷却される仕組み。このため、いわゆる電源部も冷却するフルカバー水冷とは異なる。ただ、Radeon RX 6800 XTのリファレンスは事実上3スロット占有するが、先述のとおり本製品は2スロットで済むので、拡張カードを1つでも多く利用したいユーザーには優しい仕様だ。

水冷ラジエータとファンの作りに関しては、CPUに使われるそれと似ているので説明は省くが、ビデオカード側のデザインはなかなか凝っている。多角形や金属をふんだんに使ったヒートシンクカバーや、ストライプスデザインが入ったバックカバー、ステンレス製のブラケットなど、ASUSビデオカードの上位モデルだけあって抜かりはない。クラフトマンシップが十分に感じられるデザインとなっている。

カードの側面からは水冷のホースのほかに、ファンとARGB LED制御用ケーブルも伸びていて、水冷ホースを含めれば、ビデオカード/ラジエータ間は合計6本の線がつながれていることになる。ちなみにファンとARGB LED制御用のピンヘッダは一般的なものと互換なので、マザーボード側で制御することもできる。

逆に、本体末端部には一般的な4ピンPWM対応ファンを接続するコネクタも2本ついているので、GPUの温度に伴ってケースの吸排気ファンをビデオカード側で制御することも可能だ。

ただ、本体には控えめに側面のROGロゴがRGBに光るようになっているし、先述のとおり威張れるデザインではあるのだが、基本的に側面のケーブルが煩雑になりがちなため、適当に組み込んだだけだと、見栄えはあまり良いとは言えない。ラジエータの配置スペースを十分考慮した上で、ファンケーブルをきれいにまとめるなどの工夫が必要となる。

基本的にQ modeでの運用がおすすめ

それでは最後に性能を簡単に検証したい。用意した環境はCPUがXeon W-1290P(ES品)、DDR4-2666メモリ32GB(8GB×4)、マザーボードがSupermicroの「X12SCA-F」という、PalitのGeForce RTX 3070 JetStream OCレビュー時と同じもの。やや特殊な環境だが、事実上Core i9-10900+Z490環境に近い。Radeon RX 6800 XTのレビューについてはすでに掲載しているため、詳しいベンチマークはそちらを参照されたい。

本製品の背面には、「P mode」と「Q mode」という2つのモードを備えている。これはファンの動作モードで、前者は冷却性重視、後者は静音性重視だった。ただ、このスイッチを変更したからと言って動作クロックには影響なく、2つのモードで3DMarkを計測してみたがスコアはほぼ同じであった。

よって、今回はQ modeでの結果を掲載しているが、スコアを見ればわかるとおりRadeon RX 6800 XTらしい高性能で、GeForce RTX 3070を大きく上回り、3080クラスと拮抗するスコアである。

ちなみに、バラック状態では、P modeもQ modeも動作温度にも大差がなく、いずれもGPU温度は60℃前後で推移していた。ただ、Q modeのほうがファンの回転数が明らかに低く、騒音も少なかった。ケース内のエアフローがよほど不利でないかぎり、標準のP modeではなくQ modeで運用すべきだろう。

本機は標準で最大2,360MHzがBoostクロックが設定されていたのだが、冷却に余裕があるからか、2,450MHzに近いクロックも記録した。ただ、2,500MHz以上を設定してしまうとやや不安定になった。個体差もあるとは思うが、本機はすでにRadeon RX 6800 XTの限界性能を十分に引き出せていると述べてよく、デフォルトのまま利用することをおすすめしたい。

Radeon RX 6000シリーズ供給不足の早期解消に期待

ROG-STRIX-LC-RX6800XT-O16G-GAMINGは、Radeon RX 6800 XTの性能を十分に引き出しながら、Q modeで十分な静音性も確保した製品だ。Radeon RX 6800 XTのリファレンスは基本的にケース内に十分なエアフローがあることが前提のGPUクーラーであり、環境によっては十分に冷却できず、騒音に悩まされそうだが、本製品は簡易水冷によって、外気に近いところで吸排気ができるので、比較的安定した冷却が見込める。収められるケースが用意できれば、十分魅力的な製品だ。

一方でやや心配なのはRadeon RX 6800 XT自体の供給量だ。AMDはこのところ立て続けに新製品を投入しているが、Ryzen 5000シリーズもRadeon RX 6000シリーズも、そしてコンシューマゲーム機のPlayStation 5もXbox Series X/Sも、皆TSMCの7nmプロセスであり、いずれも高い人気から品薄が続いてしまっている。なので本製品も発売日が未定なのだろう。こうした状況がいち早く解消され、Radeon RX 6000シリーズが欲しいユーザーがすぐ手にできるようにしてほしいものだ。


Tiger Lake搭載/13.3型で重量約888gのモバイルノート「dynabook G8」

2020-12-09 17:51:23 | ニュース

Dynabook株式会社は11月10日、第11世代Coreプロセッサを搭載する13.3型モバイルノートを2モデル発表した。編集部から上位モデルの「dynabook G8」が送られて来たので試用レポートをお届けしたい。

第11世代Tiger Lakeを搭載し約888g/908gの13.3型ノートPC

今回発表があったのは「dynabook G8」と「dynabook G6」の2モデル。違いはプロセッサがCore i7かi5か、メモリ16GBか8GBか、ストレージ容量512GBか256GBかのみ。他は全て同じとなる。

最大の特徴は13.3型で重量約888g(オニキスブルー)と言う軽量だろう。1kgを大幅に切っている。筆者も1kgを切るノートパソコンを2台所有しているが、慣れてしまうと1kgを超えるノートPCは鞄に入れて持ち運びたくない気分になる。加えてバッテリ駆動時間最大24時間。パネルの明るさなどにも依存するため、実際はここまで行かないと思うが、後半のベンチマークテストで検証したい。

手元に届いたのは上位モデルの「dynabook G8」。主な仕様は以下のとおり。

Dynabook「dynabook G8」の仕様
プロセッサ Core i7-1165G7(4コア8スレッド/最大4.7GHz/キャッシュ12MB/cTDP down:12W(1.2GHz)/up:28W(2.8GHz))
メモリ 16GB(8GB×2)/DDR4-3200
ストレージ PCIe SSD 512GB
OS Windows 10 Home(64bit)
ディスプレイ 13.3型フルHD(1,920×1,080ドット)、IGZOパネル、非光沢、HDMI/Type-C
グラフィックス Iris Xe Graphics
ネットワーク Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6対応、Bluetooth 5.1
インターフェイス Thunderbolt 4(Type-C)×2、USB 3.0(Type-A)×2、microSDカードスロット、92万画素Webカメラ、顔認証センサー、ステレオスピーカー、デュアルマイク、音声入出力端子
その他 Microsoft Office Home & Business 2019付属
駆動時間 最大約24時間
サイズ/重量 約306×210×17.9mm(幅×奥行き×高さ)/オニキスブルー約888g、パールホワイト約908g
税別店頭予想価格 19万円前後

プロセッサは第11世代Tiger LakeとなるCore i7-1165G7。4コア8スレッドで最大4.7GHz。キャッシュは12MB。cTDPはdown:12W(1.2GHz)、up:28W(2.8GHz)。メモリはDDR4-3200で16GB。PCMark 10/System Informationで確認したところ8GB×2だった。ストレージはPCIe SSD 512GB。OSは64bit版Windows 10 Home。Buildは2004。

ディスプレイは、非光沢13.3型IGZOパネルのフルHD(1,920×1,080ドット)。ヒンジが180度回転する。外部出力用にHDMIとType-C(DisplayPort)を装備。グラフィックスはプロセッサ内蔵Iris Xe Graphics。

ネットワークはGigabit Ethernet、Wi-Fi 6対応、Bluetooth 5.1。そのほかのインターフェイスは、Thunderbolt 4(Type-C)×2、USB 3.0(Type-A)×2、microSDカードスロット、92万画素Webカメラ、顔認証センサー、ステレオスピーカー、デュアルマイク、音声入出力端子。Webカメラはスライド式のプライバシーシャッターつきだ。

バッテリ駆動時間は最大約24時間。カラーバリエーションは、オニキスブルーとパールホワイトの2色。サイズ約306×210×17.9mm(幅×奥行き×高さ)。重量は色で若干違い、前者が約888g、後者が約908gとなる。筐体はMIL規格準拠の堅牢性を備えている。

税別店頭予想価格はMicrosoft Office Home & Business 2019付属で19万円前後。なお、下位モデルのdynabook G6は、Core i5-1135G7(4コア/8スレッド、2.4~4.2GHz、同)、DDR4-3200 8GB、PCIe SSD 256GBで税別店頭予想価格は17万円前後となる。

筐体の色はオニキスブルー。少し深い感じの青で落ち着いている。重量は実測で実測862gと仕様の888gよりさらに軽く、片手で楽々持ち上がる。質感的にはあまり頑丈そうに見えないが、実際はMIL規格準拠なので頑丈だ。

前面はパネル中央上にWebカメラ。写真からはわかりにくいがシャッターがある。それなりに狭額縁だ。左側面にType-C×2、HDMI、Type-A、音声入出力、ステータスLED。右側面にロックポート、Gigabit Ethernet、Type-A、microSDカードスロットを配置。Ethernetのコネクタが下に少しはみ出しているのからわかるように結構薄い。裏は手前側面左右のスリットにスピーカー。ゴム足は手前2つ、後ろは1本バー。

付属のACアダプタは、サイズ約60×60×27mm、重量206g、出力5V3A/9V3A/15V3A/20V、3.25Aの65W。USB PDなので、同等のものがあれば充電可能だ。「お急ぎ30分チャージ」では、バッテリ駆動時間の約40%を30分の充電でできる。

13.3型のパネルは非光沢で長時間使用でも眼が疲れにくい。明るさはかなり明るく、発色、コントラスト、視野角も良好。IGZOらしく赤が綺麗だ。180度傾けることができる。

i1 Display Proを使い特性を測ったところ、最大輝度436cd/平方m。この測定をはじめてから300cd/平方m前後が多く、それらより明るいのがわかる。写真の鑑賞/編集で最適とされる標準の明るさ120cd/平方mは、最大から-7が131cd/平方m、-8が88cd/平方mとなった。従って前者で計測している。黒色輝度は0.103cd/平方mで(目視可能かは別問題で)少し黒が浮く。リニアリティは、ほぼほぼ揃っているが、補正前は若干黄色被りしていた。

キーボードはテンキーなしのアイソレーションタイプ。前モデルは幅と高さが15.3×13.1mmだったのに対し、16×15mmと20%広くなっている。主要キーのキーピッチは約19mm。仕様上はキーピッチ19mm、キーストローク1.5mm、キートップへこみ0.2mm。一部狭いものもあるが許容範囲だろう。強く押すと気持ちたわむが、クリック感もあり、打鍵感は悪くない。タッチパッドはボタンのない1枚プレート型。パームレストも含め十分面積が確保され扱いやすい。

余談になるが、少し前にクラウドファンディングでキーボードを購入した。Windows/Mac対応、有線/Bluetooth、キーボードバックライト、そして赤軸……とスペック的には文句なしなのだが、キートップが凹んでなく平ら(少し外側に弧を描いているかも)。事前に写真からはわからず、実際使ってみるとどうにも打ちづらく、結局メインのキーボードとはならなかった。本機はキートップへこみわずか0.2mmだが、これが打鍵感向上に一役買っているのは間違いない。

ノイズはベンチマークテストなど負荷がかかると、右側面に耳を付ければわかる程度のファンの音がする。発熱はキーボード上のスペースが温かくなる。どちらも一般的にはまったく問題ないレベルだ。

サウンドは、裏手前左右ではなく、手前側面の左右にスピーカーを配置。斜め下に向いているため間接音と直接音が耳に届くものの、裏にあるよりクリア。カマボコレンジではあるが、それなりにバランスは良く、パワーもそこそこ。本機だけでも音楽や動画を楽しめる。

Tiger LakeのCore i7らしいパフォーマンスだが、PCMark 10/BATTERY/Modern Officeは9時間に届かず

初期起動時、スタート画面(タブレットモード)は1画面。Dynabookグループがプリインストールとなる。デスクトップは壁紙の変更と、いくつかのショートカットを追加。第11世代Core i7、メモリ16GB、PCIe SSDなので、作動自体は快適だ。

ストレージはPCIe SSD 512GBの「MZVLQ512HALU-00000」。仕様によると、Seq. Read 2,200 MB/s、Seq. Write 1,200 MB/s。CrystalDiskMarkは少し高めの値が出ている。C:ドライブのみの1パーティションで、約463GBが割り当てられ空き410GB。BitLockerで暗号化されている。

Gigabit Ethernet、Wi-Fi、Bluetooth全てIntel製だ。デバイスマネージャーのカメラは、Webカメラに加え、顔認証センサー(Face Authentication Sensor)の項目が見える。

おもなプリインストールのソフトウェアは、「CyberLink ColorDirector 5 for dynabook」、「CyberLink PhotoDirector 8 for dynabook」、「CyberLink PowerDirector 16 DVD for dynabook」、「CyberLink Screen Recorder for dynabook」、「DTS Audio Processing」、「dynabook お客様登録」、「dynabook 画面回転ユーティリティ」、「daynabook 画面設定ユーティリティ」、「daynabook サービスステーション」、「dynabook スマートフォンリンク」、「dynabook セッティング」、「dynabook リカバリーメディアクリエーター」、「ExpressVPN」、「i-フィルタ6.0」、「LoiLoScope 2」、「PC引越ナビ」、「sMedio TrueLink+ Phone」、「TruRecorder」、「TVコネクトスイート」、「アプリケーションの再インストール」、「ウィルスバスタークラウド」、「おたすけナビ」、「思い出フォトビューア」、「思い出フォトビューア クッキングプラス」、「詐欺ウォール」、「データムーバー」、「パソコンで見るマニュアル」、「バックアップナビ クラウド」、「ぱらちゃん」、「ぱらちゃん カフェ」、「筆ぐるめ 27」、「ポコ★タイピング」……など山盛りだ。

おたすけナビは画面キャプチャからもわかるように初心者には嬉しい機能だ。画面回転ユーティリティはパネルを180度倒したとき、対面用に画面を反転するものだが、タッチではなくタッチパッド(マウスでも)での操作となるとちょっと難しいかもしれない。なおこれらの画面キャプチャは標準でスケーリング150%のところを、少しでも情報が見えるように125%へ変更している。

ベンチマークテストは、PCMark 10、PCMark 8、3DMark、CINEBENCH R23、CrystalDiskMark、PCMark 10/BATTERY/Modern Office。なお今回以降CINEBENCH R20からR23へ変更となる。PCMark 10もv2.1系は、スコア自体は変わらないものの画面の見せ方が大幅に変わっている。

ここのところTiger Lake搭載機のレビューが続いているが、cTDPで作動がメーカー設計によるとは言え、似たスコアになっている。最大の28Wで設計しているものが多いのだろう。

PCMark 10/BATTERY/Modern Officeは8時間43分。画面の明るさなどはシステム標準のまま(つまりACアダプタ/Type-Cのプラグを抜いただけ)での測定だ。仕様上の最大24時間と比較してかなり短い。念のため2回計測したものの変わらず。

これはPCMark 10の内容に加え、パネルが相当明るいのが原因の1つだと思われる。昨今、ノートPCを構成するパーツで、一番バッテリを食うのはパネルだ。そこで輝度最小(この状態でも室内であれば普通に見える明るさ)、バッテリオプションを”最小のバッテリー残量”へ変更して3回目の測定を行った結果、10時間ほど。1時間少し伸びたもののまだまだ。結局PCMark 10の内容が重いと言ったところだろうか。

同社のサイトを確認したところ、“「JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)」に基づいて測定。ただし、実際の動作時間は使用環境および設定などにより異なります。”とあり、今回のケースはこの“ただし”に相当するのだろう。

PCMark 10 v2.1.2506
PCMark 10 Score 4,333
Essentials 7,788
App Start-up Score 8,535
Video Conferencing Score 8,269
Web Browsing Score 6,694
Productivity 6,034
Spreadsheets Score 5,804
Writing Score 6,274
Digital Content Creation 4,699
Photo Editing Score 7,910
Rendering and Visualization Score 2,882
Video Editting Score 4,552
PCMark 8 v2.8.704
Home Accelarated 3.0 4,126
Creative Accelarated 3.0 4,621
Work Accelarated 2.0 3,114
Storage 5,007
3DMark v2.16.7094
Time Spy 1,334
Fire Strike Ultra 801
Fire Strike Extreme 1,493
Fire Strike 3,434
Sky Diver 12,134
Cloud Gate 17,230
Ice Storm Extreme 66,287
Ice Storm 76,968
CINEBENCH R23(R20から)
CPU 5,421 pts(9位)
CPU(Single Core) 1,453 pts(2位)
CrystalDiskMark 6.0.0
Q32T1 シーケンシャルリード 2355.745 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 1384.153 MB/s
4K Q8T8 ランダムリード 708.903 MB/s
4K Q8T8 ランダムライト 225.383 MB/s
4K Q32T1 ランダムリード 262.807 MB/s
4K Q32T1 ランダムライト 128.817 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 33.976 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 78.494 MB/s

以上のようにDynabook「dynabook G8」は、Tiger LakeのCore i7、メモリ16GB、ストレージPCIe SSD 512GBを搭載した13.3型フルHDのノートPCだ。これだけの内容にも関わらず重量は実測で862g。片手で楽々持ち上がり、ある意味、軽さはパワーだと実感する。

バッテリ駆動最大24時間は、かなり限定した使い方になりそうだが、明るい画面そしてPCMark 10/BATTERY/Modern Officeでも9時間を切る程度。おそらく普通の使い方なら12時間前後は行くだろう。モバイルノートPCとしては問題ないレベルだ。

仕様上とくに気になる部分もなく、さすが長年ノートを手掛けてきたdynabookと言える完成度。プリインストールアプリを見ると、初心者でも安心して使えそうな構成だ。Tiger Lake搭載機で、1kgを切るモバイルノートパソコンを探しているユーザーにお勧めしたい1台だ。