The Avant-garde Area

偏った音楽のすすめ -A.Miyano-

最近の自分の音楽

2006-04-06 02:49:04 | Weblog
本当に久々の更新、マメではないので仕方ないが。
何だか書きたくなった。
最近は新しい聞きたい音楽ソースを見つけていない、いや見つけようとしていない。
聞くのも好きだがここ数ヶ月は、聞くものを探すのでは自分がインプロするためのインスパイアされる何かを求めている。
新しい音源を捜すより作り出すほうがやっぱり楽しいのだ。
そのためには、好きなアーティストの曲を聴いて細かなニュアンスを勉強させてもらうのもいいのだが、やはり自分が音を出すときのソウルを見つけ出したい。怒り、悲しみ、楽しさ、バイオレンス、虚しさ、今日の演奏はどの気持ちなのか自分に聞きながら演奏したいし、してるつもりなのだが。
でも、いつも欲しいのは色気のある音。でも出せない。
それが出るまで弾き続けたい。
きっと、いつまでたっても満足できる演奏はないんだろうな。
人が感動してくれる音は、きっと色気のある音が出せたときだけだろう。
最近のライブでは長い曲で、メンバーの感情と音を全員で少しづつ作り上げながら演奏している。
これは、今一番楽しい。
感情と音の絡み合い、分かり合った仲間だけとしか出てこない音。
楽しいし、過激にみんなの気持ちがもろに音になる。
インプロ最高。
その中でほかのメンバーが出している音にうまく絡み合える色気のある音を出せるまで続けたい。弾けなくなるまで。