前エントリーはディスコものでしたが、今回はGSです。
そうです。グループサウンズ(笑)
しかも、メンバーが全員女性。
1960年代、GS黄金期には女性オンリーっていなかった気がするのですが・・・・
CDの帯の「女のコはキノコが大好き」というキャッチが素敵です(爆)
キノコホテル
『マリアンヌの憂鬱』
2010/2/3リリース
徳間ジャパンコミュニケーションズ
TKCA-73507
リーダーでコンポーザーも勤める、マリアンヌ東雲を中心とする4人組ガールズGSバンド、それが“キノコホテル”です。
ファズのかかったギターや、エーストーンの様な電気オルガンというサウンドのキモは押さえつつ、ただの懐古趣味に落ちていない。
ちゃんと21世紀の時代に合わせてブラッシュアップされている。
流石はサミー前田プロデュース(笑)
しかし、なんといってもこのバンドの要はマリアンヌ東雲。
作詞・作曲のポテンシャルも高いが、サウンドの核を成す電気オルガンの腕と、艶っぽく粘るヴォーカルが実に好み。
チープで(褒めコトバね)懐かしい電気オルガンは、5曲目「ネオンの泪」で堪能できます。
個人的なオススメは6曲目の「あたしのスナイパー」かな。イントロのドライヴするギター&鍵盤がカッコよすぎるフレーズ連発!
ま、好事家にはアピールすると思いますが、今のチャートとか見てると売れないだろうな・・・・
何かの拍子で売れたら、この国の音楽シーンもまだまだ捨てたもんじゃないと思いますけど