更新が遅くなってしまいましたが、1月19日(火)にライヴに行ってきました。
今年初めてのライヴ。
場所はアルファあなぶきホール。
そう、私としては珍しくキャパ2000の大ホールでのライヴです。
考えてみればホールライヴに行くのなんて10年以上ぶり。
それくらいメジャーな人を見に行く事が殆どない音楽生活を送っていた訳で(苦笑)
ということで行ってきました。
山下達郎PERFORMANCE 2015-2016
生で歌う山下達郎を初めて見た~(笑)
達郎御大が高松でライヴをするのは、記憶が確かなら5回目の事。初めてのライヴの時、私は中2で洋楽に夢中になり始めた頃。彼のライヴに行くという選択肢など頭になかった・・・
達郎のライヴに行きたいと思う様になってから何度かチャレンジはしたものの、抽選に外れ一般販売では繋がらず、チケット入手には至らなかったのです。
それが今回、運よく当選。この機会を逃しては二度と見られないかもしれないという状況の中、無事に参戦を果たしました。
会場に着いてまず感じたのは客層が高齢だなと(笑)
私も人の事は言えない年齢ですが、それにしても年齢層が高い・・・・・若干テンション落ち気味になりながら開演。
グルーヴィなギターカッティングで幕を開けた極上のパフォーマンスは怒涛の3時間越え。しかし、アッという間に過ぎていきました。もっともっと聴いていたかった。それくらい気持ち良い音と声の洪水。
セットリストは書かないでおきますが、初期のアレとアレを演ってくれた時は隣にいた家内と顔を見合わせて喜び合い、ベタな名曲のカヴァーで興奮し、定番のあの曲でクラッカーを鳴らし、アンコールでお馴染みのマイク無しパフォーマンス・・・・・・・そこかしこで盛り上がったのです。
あと、思ったのは信じられないくらいの音の良さ。まぁ普段ライヴハウスばかりだというのはあるかもしれません。ホールの音が久しぶりだった事を考慮しても凄かった。楽器の音のクリアさと響き。ヴォーカルとのバランス。本当にライヴの音なのかと疑ってしまう様なクオリティ。でも、ライヴならではのアレンジやアドリブプレイ、掛け合いなどに更に興奮させられました。
伊藤広規さんのブリブリグルーヴィなベースや宮里陽太くんのフレッシュなサックス、小笠原拓海くんのドラミング、佐橋佳幸さんの熟練のギターなど演奏の見どころも多かったんですが、個人的には難波弘之さんの鍵盤が素晴らしすぎてノックアウトされました。60過ぎてるなんて信じられないくらいエネルギッシュで楽しそうで。
おしゃべりも楽しかったな。嵐のシングルを手掛けた話や、昨今の音楽業界事情などをお話してくれました。
ただ一つ不満(という程でもありませんが)だったのは、座ったまま「BOMBER」を聴くのはちょっと辛かったです(笑)
本当に楽しくて幸せな夜だったのです。次に当選する保証はどこにもない訳で、もしかしたら二度と見られないかもしれない。この体験をきちんと心に刻んでおこうと思いました。
そして、こういう優れたパフォーマンスをもっと若い音楽好きな方々に体験して欲しいなと真剣に感じました。