名取香り、待望のファーストアルバムがやっとリリースされました。1年半の期間をかけて5枚のマキシをリリース、その5枚が全て非常に高い水準にあったので、個人的には凄く期待してたんですけどね。
プロデュースは、MISIAやAIなど女性ヴォーカルを数多く手がける与田春生氏。コンポーザーはLA Confidential、村山晋一郎、Nao'ymtといった辺りから、元コーザの佐々木潤、100Sの山口寛雄、SBKのSHUYA、ベテラン鷺巣詩郎、鈴木雄大、「Everything」の松本俊明や「つつみ込むように…」のアレンジャー松井寛と豪華です。アレンジャー陣も安部潤や鈴木賢司といった好みの面々が参加してます。
ただ、アルバム全体として捉えると、MISIAっぽくなりすぎてないかなぁ・・・というのが正直なトコロだったりもするんですけど。クォリティの高い佳曲揃いでいいアルバムだと思います。ただ、なんか上手く言えないんだけど“スコーン”と抜ける印象の強さが無い気がします。シングルの5曲が前半に集められてて、後半少しツラい(笑)。シングルを凌駕するアルバム曲が1曲でもあれば、評価は全く違ったモノになったかもしれません。シングルが出る度に買ってた私の個人的な言い分ですが・・・
逆に、シングルを持ってない人にとってはオイシイ1枚だと思いますけどね(笑)
イイ意味で下世話というかベタなテイストが少し入ると個人的には嬉しいです。
あ、写真集の様なショットが詰まったブックレットは素晴らしいです。必見!!