日本グルーヴチューン振興会

俺の洋楽100曲(仮) その51 Al Stewart“Year Of The Cat”

前記事のceroとは全然音楽性違うけど、聴いてると何だか似たような気持ちになってしまう楽曲。

 

アダルトコンテンポラリーのテイストが漂う地味にハマっていく一曲です。

 

 

Al Stewart - Year Of The Cat

 

 

1976年に全米チャートでスマッシュヒットしたアル・スチュワートの同名アルバムの最後を飾る6分超の壮大なナンバー。

 

1976年というとボズの『シルク・ディグリーズ』やイーグルスの『ホテル・カリフォルニア』と同年のリリース。大人が聴くロックが一気に花開いた時期という印象です。

 

プロデュースは大好きな、アラン・パーソンズ・プロジェクトを率いるアラン・パーソンズ。プログレ畑と関わりの深い彼らしくゴージャスでドラマティックな音作りが堪りません。

 

そして、ポップ史に残るイントロのピアノリフの素晴らしさ。間奏のソロも最高です。アルの柔らかく渋いヴォーカルも実に味わい深い。

一度聴いて食いつくタイプの曲というより、何度も聴いてハマっていく。そして何度も聴きたくなるいぶし銀の名曲です。


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