コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
 
 
反時代性の困難 (長谷邦夫)
2007-10-16 23:25:13
「今だ名付け得ぬもの」を、言語で構築する、そして
そのもののイメージを鮮やかに示す~そうした表現が
現代詩につながっていくと思います。

俳句はすでに「名付け得た言語」(季語)によって
詠もうとするわけですよね。
でも、そのまんま東では、過去の句と同じです。

現代詩・現代俳句が難解だとしたらそのせいだと
思うんです。ですから、難解を怖れてはならない。
そのまんま東を捨てて書くしか無いんですよね。



 
 
 
新鮮さと新しさ (冬月)
2007-10-17 00:03:50
■長谷さん、現代詩について、おっしゃっていることは、理解できるんですが、そして、また、書きたいことでもあるんですが、俳句は、「新しいということはちっとも新鮮じゃないんだ」(飴山實)という言葉が当てはまるように感じます。俳句で、難解なものは、ぼくは詠まないと思います。
 
 
 
kuni4070@snow.ucatv.ne.jp (長谷邦夫)
2007-10-20 10:43:45
俳句について、おっしゃることは分かりますね。
マンガやアニメ、イラストの世界では、『新しい
キャラ』がもてはやされ、また若者たちがそれを
描こうとしています。

それについて、某イラスト作家であり大学の教授で
ある方が「新しいキャラを発見したけりゃ、うんと
古い絵こそを良く見つめるべきだ」と、言ってます。

そこらに転がっている人気キャラばっかりを追いかけ
それに似た絵を描き、ちょっとカッコイイと売れるか
なんていう風潮が、かなりあるわけです。

古典的に優れたものを、しっかり認識もせず
安易な新しさに溺れる愚は、文学的にも
結局、すでにさんざん消費されていたものの
ちょっとした改良に過ぎないということかも
知れません。

 
 
 
古典と現在性 (冬月)
2007-10-20 14:10:25
■そう思いますね。古典をアクチャルな目で見直してみるのは、大事な作業でしょうね。本質的な反時代性には現在性あるいは未来性が内在している。そんな気がするんです。背中から未来に入ってゆくというか。

長谷さん。詩誌『Coal Sack』をお送りしたいのですが、ご住所、お教え願えないでしょうか。ぼくのメアドは、
delfini2@goo.jp です。

俳句から学んで、ぼくなりに詩で実験をしているところです。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。