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小説の面白さ (長谷邦夫)
2010-11-04 19:36:00
さすがですね。論文では書けない論理、そこに、多少のウソがあり、それが小説の面白さや意外性を作り出しているように
思えてきますね。
冒険していたというか、若さが感じられます。
年老いると、知識が先行して、それが出来ないのかも。
僕は、すごく老けてから小説を書いてますが、勉強ゼロですから、デタラメも書いてしまう。それが楽しいですね。
読者は呆れ、売れないんですがね。
 
 
 
Unknown (冬月)
2010-11-04 23:13:38
■長谷さんの小説は、文句なく、面白いですよ。知識に凭れかかっていない。「デタラメ」さは、才能です。

ぼくも、詩を売ることを考えないと、と思ってはいるんですよ。売れないと、ただの道楽と言われても返す言葉もない。ぼくの詩を評価してくれているのは、ごく一部の詩人なので、朗読と一体で、売ることはできないかと考えているんです…。

司馬さんの場合は、高度経済成長の時代にあたり、日本人の自信とルーツへの関心がうまく重なったように思いますね。しかも、司馬さんは、なかなかのマーケッターです。日本人に人気のある歴史上の人物を、まず取りあげて、新しい視点から、長編を書く。長編を調べているときに、発掘した、意外な事実で、短編を書く。売れないわけがありません。

偉いのは、戦争への疑問から文学が始まっており、それが終生続いたということでしょうね。史実を調べる実証主義が徹底していたのは、リアリストが殺されたので、戦争に突入したという思いがあったからだと聞きます。歴史小説は面白いです。

 
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