三代目きもの屋さん

愛知県江南市にある『きもの館なかね』の三代目です。
和の文化を色々な角度から紹介していきます。

着物と蕎麦と米の街、十日町

2007-02-28 | きもの情報
今日は振袖を制作しているメーカーを巡り、振袖の状況と夏以降の制作状況を見て来ました。
今回の十日町はとにかく、雪が少なくコートも必要ない気温でした。(僕だけかな。。)
着物の街と謳っているだけあって、老舗メーカーも沢山ある十日町ですが
今回も面白い振袖を沢山作っていました。
詳しくは、パンフレットが完成した折に紹介させて頂きます。

今日は着物より昼食で食べた蕎麦の紹介をさせて頂こうと思います。
十日町市は蕎麦の街としても有名ですが、その中でも有名なのが
『由屋』と『小嶋屋』で僕はここの蕎麦が大好きです。
十日町の蕎麦の特徴は、蕎麦のつなぎに「布海苔」を使用していて
とても歯ごたえとのど越しがある蕎麦です。
また、「へぎ」という長方形の入れ物に入れた「へぎそば」も特徴です。

十日町に行くと必ずたべる蕎麦ですが
天ぷらと漬物とへぎそばでかなり幸せを感じて今日もいただきました。

この蕎麦はぜひ機会があったら、皆さん食べてみて下さい。
新潟にも蕎麦観光へ行ってみて下さい。本当に最高ですよ。。
地方発送もしているようですが、現地の水で湯掻くのが美味です。
ぜひ、食べてみて下さい。

十日町に来ました!

2007-02-27 | きもの情報
新潟の十日町に来ました。雪が全然ありません
十日町には毎年来ていますが、こんな雪が少なかったのは初めてです。
コートがなくても寒くありません。。ビックリです。

ブログを初めて1ヶ月が過ぎました。。。

2007-02-26 | 自分情報
今日でブログを初めて1ヶ月が経ちました。

文章を書くことも慣れてはきましたが、まだまだ読みにくいと思いますが
毎日200件ぐらいの閲覧数がある事に感謝して、毎日頑張っています。

ブログを初めてからは、些細な情報にも敏感に反応するようになり
それが、毎日のブログのネタになっています。

本当に毎日が勉強です。。。

明日からは新潟県の十日町市に出張に出かけます。

何をするかと言うと、振袖のパンフレットに掲載する商品の選品です。
着物というと、京都というイメージがあると思いますが
十日町市も着物の産地として有名で、主に高級振袖など手が込んだ品が
多く生産されています。

今年は地球温暖化で雪が少ないようですが
久しぶりの雪国を満喫してきたいと思っています。

あと、蕎麦が美味しいので沢山食べてきます。
(太ったらどうしよう。。。

明日は十日町市から投稿します。皆さん、楽しみにして下さい。

「六曜」を調べてみました!(自分の勉強の為も。。。)

2007-02-25 | 和の情報
先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口

六曜は六曜星の略で六輝(ろっき)とも言われていますが
「今日は大安で日がいいね」という会話が使われる暦注の一種です。

暦の歴史は古く、大陸から伝来したものと言われ
初めは上層階級が利用し、その後一般の方々にも深く浸透したそうです。

カレンダーには六曜が記されていますが
どのような順番に並んでいると思いますか?

旧暦で各月の1日を、1月と7月は先勝、2月と8月は友引、3月と9月が先負
4月と10月は仏滅、5月と11月を大安、6月と12月を赤口とし
あとは順番に並べているそうです。

各六曜のいわれをご説明します。
先勝(せんしょう、せんかち)
 急用や訴訟などに吉で、何事も早い方がよく、午後は凶とされてます。

友引(ともびき)
 朝夕は吉だが、昼は凶とされる。昔は相打ちの勝負なしで共引と書いたそうです。
 今は友を引くから葬儀には悪いとされています。(地方によって異なります)

先負(せんぶ、せんまけ)
 公事、急用を避け、静かにしているのがよいとされます。
 先んずれば負け、午後は大吉。

仏滅(ぶつめつ)
 婚姻、移転、開店など万事に凶。勝負なしの日です。

大安(だいあん)
 婚姻、移転、建築、旅行、新規事業の開始など万事に進んでよしとされる日です。

赤口(しやっく、しゃっこう)
 赤口神が衆生を悩ます為に、何事をするのも悪い凶日だが、正午だけ吉とされます。


六曜の勉強でした。

参考文献:衣と装い№502

これ、何か分かりますか?

2007-02-24 | きもの情報
皆さん、この写真を見て何だか分かりますか?

これを見て分かる方は、着物業界の方か機屋さん位かなと思います。

インテリアの一部としてあっても、おかしくないと思いますが
これは「紋紙(もんがみ)」と言って、西陣織などの帯を織る時に
この紋紙に記されてデータからジャカードによって取出され綜絖(そうこう)を
通して織様に伝えられます。

今はこの紋紙を使わずに、デザインもデータ化されフロッピーで織機が動いて
いる所が圧倒的に多いですが、今でも紋紙を使っている所もあります。

この紋紙は写真では分かりにくいかもしれませんが
以外にお洒落な感じがする物です。

何かインテリヤとして利用してもいいんじゃないかと感じています。


(ジャガード織って何?)
フランス人のジョセフ・マリー・ジャカールが発明した装置で
これを使うことによって、タテ糸を自動的に上下開口させることが出来るものでした。