アスティーニのハーブと宿根草の庭作り

園芸店勤務の20代女アスティーニが植物を愛でる日々をつづります。

クレマチスたちの開花

2022-05-26 13:07:00 | クレマチス
わが家で今咲いているクレマチスたちを紹介します。

一年生苗から育てて今年初めて咲いているのはピール↓



小さな鉢植えで育てています。

美佐世、ピンクパッションは去年の秋口に2年生苗を購入して、ひとまわり大きな鉢で育てています。

まだ小さいですが、こちらもちらほらと咲いています。



ピンクパッションは八重らしく花持ちがよく、色も咲き始めと終わりで変わってきました。

咲き始めた頃の色↓


現在の色↓



母がどうしてもほしくて春先に購入したミクラさんは生産者さんのところで株の管理を長くされていたお陰で、素晴らしい花つきです↓





花弁の真ん中に入った筋が他にはないデザインで、素敵です。

こちらも春に2年生苗を購入したベティコーニング↓



スカートのようにひらっとさせた花弁、繊細な色味がおしゃれ。草勢も良く育てやすそうです。

開花株から育てているのは夕麗、H.F.ヤングと白万重↓











母の日需要で園芸店に並ぶ鉢物のクレマチスはポットで販売のある苗よりも庭の即戦力になりますね。花を見てから買えるのも嬉しいところです。


古株のクレマチスたちも、今年も元気に咲いています。

わが家に初めて来たクレマチス、パストラーレと白浜↓




もう7年くらいはうちにいると思います。クレマチスは寿命があると聞くので、いつまで咲いてくれるかわかりませんが、長生きしてくれたら嬉しいですね。さわやかな色合わせが初夏に合います。


こちらは八重のダンシングスマイル↓







少し緑がかった花弁がきれいです。


そして最後はわが家で唯一の立性クレマチス、アラベラ↓



花弁の数が6枚だったり4枚だったり、、、気まぐれです。今年は花がたくさんついています。

クレマチスは誘引をしたり、剪定をしたりと作業が多く、手のかかるお花ではありますが、個性豊かな表情を見せてくれて、とても好きな植物です。ありきたりな話ですが、手をかけた分綺麗に花を咲かせてくれるというのはやっぱり嬉しいことです。

園芸店で働いていると、「クレマチスは難しいから素人の自分ではとても無理だ」とか、「つるが伸びて大変でしょう」など、お客さまから色々と意見されることが多いのですが、実際に育てている立場としては、大変さや難しさはそんなに感じていません。むしろつる植物なだけに毎日自由に手を伸ばして構造物に掴まっていく様子を見る楽しみは他では味わえないので、もし食わず嫌いで育てたことがないなら一度試していただきたい!と声を大にして言いたいです笑

新枝咲きのクレマチスなら剪定もバッツリ切れて冬の整枝の必要もありませんし、とってもおすすめです。

庭ではこれから咲くクレマチスたちがまだいるので、また記事にしたいと思います。


春のネモフィラの思い出話

2022-05-25 08:09:00 | メドウガーデン

この春わが家では、3種類のネモフィラが咲いていました。

1つはブルーで大きな花のインシグニスブルー。こちらは秋まきの種まきっ子で、ハウスで育苗したのち晩秋~冬に植え付けました。写真は今年1月中旬ごろのものです↓



厳寒期は寒さに加え、強い霜も降りる地域柄、秋からの育苗では植え付け後に葉が霜で焼けたり株元から溶けてぺしゃんこになるなどありました泣

このタイミングでの植えつけでは思うように育たず、春本番を迎えるころにはすっかり姿を消してしまったので、ネモフィラは来年は春に種まきしてみたいと、このあいだの日曜日は苗でお迎えした他2種類のネモフィラの種取りをしました。(種取りについては詳しくはまた別の記事で書きたいと思います)

黒くてシックなネモフィラ、'ペニーブラック'は鉢に2株、露地に2株植えていました。

小さなブリキの鉢に植えていたので、春先にはモリモリになって少し窮屈に汗↓



ミモザと足元のネモフィラたち(ペニーブラックとスノーストームの混植)↓



スノーストームの方は、勿忘草と一緒に庭のメドウガーデンテリア(と勝手に名付けている)コーナーに植わっていました

小花で可憐な感じが自分の好みにどストライクでかわいらしかったです、、、!↓



来年の春はこのエリアはコーンフラワー、ポピー、グラス類などを植えてよりメドウに近づけていきたいです

ちなみに、八重桜が散ったときはピンクの絨毯とのコラボも叶いました↓



まだまだ庭づくりは始まったばかりで、思い描く景色には程遠いですが、これからも楽しみながら植物を育てていきたいです

フォレストスカイブルーローズとラレーヌビクトリアの開花

2022-05-22 08:57:00 | バラ
庭のバラたちがついに咲き始めました。

わが家は寒冷地と中間地の真ん中のような環境で冬が長く、夜温が低いので一般的な暖地と比べると毎年バラの開花は少し遅めです。

今年のバラ開花第一号は見出しに載せました写真の'フォレストスカイブルーローズ'です。



2,3年前に地元のバラのイベントで開花株を購入したもので、鉢で育てています。四季咲き木立性のバラです。

去年までは植え替えや肥料やりはあまりしていなくて、花付きがあまりよくありませんでしたが、今年は冬に植え替えたからか、春先から蕾がたくさん控えていました。

新しいベイサルシュートも出てきています。


花はやさしい色をしていますが、香りは中香~強香で、甘すぎずさわやかなところもお気に入りです。これがいわゆるブルー系の香りなのでしょうか。



そして、オールドローズのラレーヌビクトリアもついに開花しました。



ころんとしたディープカップの花がなんともかわいらしく、甘いダマスク香も魅力です。オールドローズは初めて育てるので、病気にならないか心配していたのですが、今のところ目立った被害は出ていません。鉢で軒下に置いているのが良いのかもしれません。


ほかのバラたちはこれから咲き始めます。毎日が楽しい季節です。