建築 建設 建物 建材 及び不動産一般 八丈島

八丈島の建築、建物、建材、土地、生活に付いて述べます。

建築 建設 建物 建材 及び不動産一般 八丈島

2012-03-07 20:09:26 | Weblog
建築 建設 建物 建材 八丈島
○スダジイ
爺さんとは関係ありません、八丈島で椎木と言えば この木を指します。
戦前 戦後を問わず、常緑で成長が早く 木炭、建材として格好のため 昔から産業に向く貴重な樹木として珍重されてきた、八丈三原は殆どこの木で埋め尽くされている。

この木を語らずして 八丈島の過去は語れないだろう、戦前乃至終戦後は家の立派さより まず産業(生活の糧を)ということで 切り倒され、切った株間から又 更に立派な新芽がふき 益々良い木が増える事から、自然破壊とは程遠い自然のリサイクルが行われていた。

欧米と違い 温暖湿潤な日本では樹木を切り倒し、幹は炭に小枝はそのまま燃料に、残った葉類は焼いて肥料にし 作物を作る。

この工程は 何処からでも肥料を持ち込む事のできる現代と違い 必要欠くべからざる作業だった。

野山と人間が 正に一体となり自然をはぐくみ続けてきた、それが古くから伝わってきた山里文化だ。

欧米では気候が違いこのようなリサイクルが営み辛い、よって多くの文明が滅び去り
砂漠化してきたわけで、ここのところが 欧米と日本の大きく違う所だ。

日本では山里文化こそ 自然保護であり そのコミニティの崩れかかった現代は 自然が崩壊し始め 山崩れ、保水力の低下から都市での水不足さえ起きる。

その様にして八丈島の先人と密接な営みを繰り返したスダシイも 最近ではあまり切られる事も無く大木化している、

これらのものを再び活用し 八丈島の発展に繫げたいところです、やはりこの材の
長所を良く理解し建材として利用法を考えたい。


八丈島 : 不動産事情事務局 ℡04996-2-1345



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建築 建設 建物 建材 及び不動産一般 八丈島

2012-03-07 20:06:29 | Weblog
八丈島の樹木(建築素材)に付いて

八丈島の植生には特徴がある 本土のように カツラ 柳 ブナ クヌギ ケヤキ クス などはまるで無く、スダジイ アカメガシワ オオバヤシャブシ  大島ザクラ  タブ  松  グミ  ユズリハ 等 極めて単調だ、数万年かけて八丈島独自の進化を遂げてきた樹木もある。

何故このような植生に至ったのか、過去 本土と連なった陸地だったという、それを言い始めれば 殆どの陸地は元つながっていたわけですが。

例えば 大島ザクラなど純白だ この純白は八丈島独自 (八丈島イボタも独自の進化を遂げている、花は香りが良く 幹は硬く丈夫) のものらしい、海に遠く隔てられ 本土から別品種の花粉が来ないかららしいが、このような点に注目すれば、世界的に

遺伝子の争奪戦が行われている最中 貴重な独自の植物遺伝子が 手に入る可能性は充分にあり 海(海草)に於いても同じ事が言えるかもしれない。

このような植生が八丈島にもたらしてくれているものは何か、日本の山林の樹木の99パーセントが 他から人間の手によってもたらされたもので、オリジナルの樹木は ほとんど無いそうだが、言い換えれば 他では 地域独自の原種は失われた事になる、視点を八丈島の植生に回帰してみたい。

 
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八丈島 不動産業 八丈島の不動産事情 八丈島の不動産情報 八丈島の不動産物件

2012-03-07 20:05:01 | Weblog
八丈島 不動産 八丈島の不動産事情 八丈島の不動産情報 八丈島の不動産物件不動産一般に付いて語ります。

①八丈島はご存知のように伊豆七島南部東京より278km海上に位置し面積69k㎡のヒョウタン型の島です。

②黒潮暖流の影響を受けた海洋性気候で 年平均気温18度c前後で雨が多く 春から夏へと蒸し暑く湿気が多い。

人口8600人強 日本を映す鏡と言われ高齢化を先取りする。


③土質は八丈富士系が溶岩 三原系が火山灰だ。火山灰は粘土質で八丈富士系の溶岩、砂礫系に比べると 当然保水力が強く水量は多くかつてから三原は水田も多く過去に於いて 量はともかく 米の生産地だった。

水量の多い地帯に位置する八丈島、更に保水力のある三原山の土質、常に水が海に流れ出すほどある島(島としてはあり得ない環境の良さだ) この恵まれた環境が島民のためにどれほど貢献したかは筆舌に尽くせない。

しかしながら 戦後 米の生産よりも観葉植物の生産の方が産地として形成されると共に 田んぼがフェニックス畑に変わり、観葉先進地として発展をなしてきた。

④青ヶ島を除く伊豆諸島は自然公園法に基づいた富士箱根伊豆国立公園に指定されており、八丈支庁管内の八丈島、八丈小島も総面積の92%の区域が指定されています。 自然公園制度は、自然公園法に基づき、すぐれた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図ることを目的として制定されており、このような自然公園法の主旨を生かすために、八丈島を4つの地域に分け保護計画と利用計画をつくり自然公園が管
理されて下ります。

⑤狭い八丈島の面積、この中で自然を壊さない土地利用 土地を利用する事で尚更自然が美化され生きてくる、生き生きした自治体作り、これが土地利用の目的です。

⑥国内の地方全てそうだが、戦前の八丈島は農業、漁業が基幹産業で人々は 米、野菜、雑穀を作り 又、カヌーで沖へ小魚をとりに、一部は黄八丈により生計を立てていた。

土地の利用は肥料の無い過去に於いて 焼畑が一般的だった。 焼畑による切り替え畑、樹木を切り木炭に、残った枝など焼き 灰を肥料に雑穀、野菜を作り、利用後は 又樹木を植え山林に戻す ゴミの出ない 究極のリサイクル社会だった。 

酪農も戦前より盛んで むしろ日本酪農を考える上で八丈島の果たした役割は大きい、過去においては 自家消費は勿論だが、本土へ出荷する外貨獲得のための手段、産業だった、 生乳が本土へ出荷できないので バターなどの加工品として出荷され、森永乳業がその加工、産業の促進を担った、今で言えば 町の行政による 産業の育成に近いことをやっていた。

どうも八丈島の過去を語るのに終わりましたが、不動産関連に付いては次回に致します。


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