レクチュアの第2番目は、私の「Beautiful Foxtrot」です。
まず、音楽あってのダンスである事。
音楽を音楽たらしめているものは、音と音の間の遊びです。
つまり、ワルツの曲に合わせて指揮をする練習をすると、ちょうど三角形に指揮棒を振るのではなく、1,2,3、其々の間に遊びがあるはずです。
角を作らずループを描くように手首返して指揮棒を振ります。
これが音楽の表現となります。
これをダンスで表現すると、フォックストロットの場合、スロー、クイック、クイックと直線的に踊るのではなく、全てが、滑らかなカーブでつながれて行くわけです。
従ってカウントも、スロー、クイック、クイックと単調にコールしないで、スローゥ、クゥィ-ク、クイックと言う感じになります。 ある著名なコーチャーは、スロー、スロー、& と表現します。
実際に私が踊る時、3.4.1 2とカウントします。スリーィ、フォゥ、ワン トゥー といった感じでしょうか。
一つのスウィングを考えると、ロウァ、ステップ、スィングで1スウィングですから、これは簡単にお分かりになると思います。
これに関して、ライズ&フォールを考えると、フェザーステップでは、テキストでは、カウント1の終わりでライズ、2,3はアップ、カウント4の終わりでロウァとなっています。
実際には、カウント1の終わりライズをはじめ、2,3ライズ継続、3の終わりでロウァをはじめ、4の終わりでロウァ終了、というのが、より実際のムーブメントに近いでしょう。 但し、同じライズ継続といっても、ワルツの様なライズではなく、もっと平らなはずです。
大切な事は、スウィングしている限り、ライズしてゆくか、ロウァしてゆくかどちらかしか無いという事です。ライナーのホームランをイメージすれば、お分かりになると思います。
「カウンタバランス」には、2つの意味があると考えられます。
自分自身のカウンタバランス。 常にヘッドとヒップ(腰)でバランスを整える感覚です。 フェザーステップを踊ると、先ずヘッドが先行し、次にヒップ(腰)がヘッドを追抜きます。
カップルのカウンタバランス。 男性と女性のヘッドが、同心円上を常に反対に動いて行く事。 これにより、一つのフィガ-をより滑らかに、ダイナミックに踊る事ができます。 同時に、男性が女性をリードする前に、スタートの合図にもなります。
「2軸(ナンバ)的表現」、「呼吸法」に付いては次号に
まず、音楽あってのダンスである事。
音楽を音楽たらしめているものは、音と音の間の遊びです。
つまり、ワルツの曲に合わせて指揮をする練習をすると、ちょうど三角形に指揮棒を振るのではなく、1,2,3、其々の間に遊びがあるはずです。
角を作らずループを描くように手首返して指揮棒を振ります。
これが音楽の表現となります。
これをダンスで表現すると、フォックストロットの場合、スロー、クイック、クイックと直線的に踊るのではなく、全てが、滑らかなカーブでつながれて行くわけです。
従ってカウントも、スロー、クイック、クイックと単調にコールしないで、スローゥ、クゥィ-ク、クイックと言う感じになります。 ある著名なコーチャーは、スロー、スロー、& と表現します。
実際に私が踊る時、3.4.1 2とカウントします。スリーィ、フォゥ、ワン トゥー といった感じでしょうか。
一つのスウィングを考えると、ロウァ、ステップ、スィングで1スウィングですから、これは簡単にお分かりになると思います。
これに関して、ライズ&フォールを考えると、フェザーステップでは、テキストでは、カウント1の終わりでライズ、2,3はアップ、カウント4の終わりでロウァとなっています。
実際には、カウント1の終わりライズをはじめ、2,3ライズ継続、3の終わりでロウァをはじめ、4の終わりでロウァ終了、というのが、より実際のムーブメントに近いでしょう。 但し、同じライズ継続といっても、ワルツの様なライズではなく、もっと平らなはずです。
大切な事は、スウィングしている限り、ライズしてゆくか、ロウァしてゆくかどちらかしか無いという事です。ライナーのホームランをイメージすれば、お分かりになると思います。
「カウンタバランス」には、2つの意味があると考えられます。
自分自身のカウンタバランス。 常にヘッドとヒップ(腰)でバランスを整える感覚です。 フェザーステップを踊ると、先ずヘッドが先行し、次にヒップ(腰)がヘッドを追抜きます。
カップルのカウンタバランス。 男性と女性のヘッドが、同心円上を常に反対に動いて行く事。 これにより、一つのフィガ-をより滑らかに、ダイナミックに踊る事ができます。 同時に、男性が女性をリードする前に、スタートの合図にもなります。
「2軸(ナンバ)的表現」、「呼吸法」に付いては次号に
カウンターバランスという言葉は、ダンス用語としては、はじめて聞きました。しかし、私はもともとエンジニアなので、技術用語としてのカウンターバランスは知っていますので、意味するところは、よく理解できます。
カウンターバランスという考え方を取ると、ダンスがダイナミックになりそうですね。
意識して練習してみて下さい。
そして、疑問点が出てきたら、いつでもこのコメント欄で質問して下さい。