1958年に発行されたナベックスのカタログがでてきました。あらためて見てみるとコンチネンタル・ラグと呼ばれているラグセットは PROFESSIONAL MODEL 49/162 と呼ぶようです。トップ角度などは72°から73°30”、75°と用意されていました。
ひげの長さが不ぞろいで出来上がりが微妙に変わってしまうラグですが、手間さえかければ形状が複雑なためにそれなりの形に出来上がります。当時使っていたチネリやアグラッティなどイタリアンカットをシンプルできれいなラインを出すほうがむずかしくて苦労していました。
作業性や精度は今のロストワックスのラグのほうが優れていますが、手間のかかったフレームには味わいが感じられるのはなぜでしょう?
夏になるとフロアーポンプでの空気入れはけっこう汗をかかされます。コンプレッサーでフレンチバルブのタイヤに空気が入れられるようにヒラメのポンプヘッドをコンプレッサーで使えるように手を加えてみました。
ワンタッチ・カプラーを使ってエアガンにつないだだけですが、使いやく簡単で安価に作ることができるのでお勧めです。
ヒラメのポンプヘッドはとても優秀です。簡単な構造でバルブに負担をかけずにしっかり掴むことができて、しかも丈夫です。