サッポロ シティ フォーカス

2005年秋、職場のある札幌都心を撮り始めました。会社事務所2011年創成川沿いから植物園隣に移転後も続けています。

「無知の知」

2007-07-30 19:07:56 | 札幌の歴史的建造物

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平成15年度をもって資生館小学校に統合された大通小学校は、一部を中央幼稚園として使われている。さらに、来年平成20年度から、札幌大通高等学校になる。三部制の定時制高校だ。現在、改築工事中。

(*以前の記事では大通幼稚園と記載していました。10月7日にコメント投稿でご指摘頂き、再度調べ、訂正しました。中央幼稚園(北2条西11丁目)関係者の方々、大通幼稚園(大通西16丁目)関係者の方々、記事を読んで下さった方々、慎んでお詫び申し上げます。)

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高等学校は、中学校の次のステップとしてあるだけではなく、義務教育課程のなかのものを学び直す意味もあるだろう。

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知識は、必ずしも積み重ねだけがいいとは限らない。自在な思考、感受の柔軟性によって、絶えず変化する社会の有り様を把握できれば、その時点で新鮮な知を捕えることができる。

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知らない事を、謙虚に知らないといえる社会は、結果的により多くの知識を共有できると思う。その準備期間となりうるような高校になればいいなと思う。

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勉強中の人々が歩きながら、学んだことを話すのを、通りがかりに聴くのは、きっと悪くない。

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カテゴリー変換

2007-07-14 22:09:56 | 札幌におけるアート

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造形作品をあがめたいとは思わないけれど、かたくなな思い込みが辛いとき、感じ方の向きを変えてくれる力をありがたいと思う。

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誰であれ、一定の年齢を超えれば、社会的了解を得られる一定の思考に、経験を結実させて生きている。

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それを組み替え、洗い直しながら、持ちこたえる。

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美術館には、子どもと一緒によく来た。

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こどもの瑞々しい感受性に乗って・・・。

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子供達の素直さに、随分助けられて生きてきた。

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自分の表現に責任を持つ必要を実感するときが多かった。

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一昨日(7月12日)、正面のゲートも開いていた。

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住む街と正面から向き合いたくなった。どのあたりを保全したらいいと思うのか、どこを変化に曝してもいいのかを気にかけながら・・・。


Mind which sustain one’s sense

2007-07-12 18:46:17 | 札幌におけるアート

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道立近代美術館は、今年で開館30周年。明後日まで「写実の彼方に」という特別展が開催されている。(写真は、美術館前庭の切り株。)

いまから、24年前、NHK教育番組で、日本画家の平山郁夫氏による「絵画入門」が放映されていた。1月放送分で「細密に描く」といった題目で、その場で描写しながら講義されていた野田弘志氏の展覧会。初期の頃から、今年の作品まで、丁寧な構成で並べられていた。同じ対象に対する感動を継続する精神の軌跡をたどった。


AS A COLLABORATOR

2007-07-05 16:43:57 | 札幌の歴史的建造物

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上の写真は、6月5日の大通公園。

札幌のグラフィックデザイン会社バイプレーンの中野正一氏の

ビデオ・オン・デマンド(VOD)の中に、素材として取り込んでいただいた。

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こちらは、同じ場所の1ヶ月後の今日7月5日。こちらは、同じ場所の1ヶ月後の今日7月5日。6月ではまだ咲きそろっていなかった薔薇が開ききっていた。

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札幌のグラフィックデザイン会社バイプレーンの中野正一氏は、お仕事の傍ら、札幌の近代遺産のCG(コンピューターグラフィック)を十年来作りためておられる。水の揺らめき、空の動き、草木の葉擦れの中から歴史的建造物が立ち現れる3DCGムービー。

昨年の秋、自作のコンピューターミュージックも背景に流して、「時空を超えて」という作品にされた。それを再編集して薬局で流す3分間と2分間のVOD(ビデオ・オン・デマンド)版制作にあたって、力を借りたいというお話を頂いた。「サッポロ  シティ   フォーカス」を気に入って下さっていた。

中野氏のCG作品が呼び覚ます言葉を並べてお届けした。編集はすべておまかせした。メールでお送りした原稿の言葉を、大切な位置においてくださった。重なりながら移りゆく風景に、ときおりシティフォーカスの写真が浮かぶ。

VOD(ビデオ・オン・デマンド)版中野氏による紹介ページを御覧下さい。