友羽の日記

寝てるか 温泉やスー銭に行ってるか・・・旅行に行ってるか・・・ 家に居てる確率って少ない。

ただ一つの能力を

2018-03-20 17:51:01 | 日記
三年付き合って、結婚の約束までした女を、ふった。

「いったい、なんだって言うのよ!」

と女は叫ぶ。

理由は単純だ。

もっといい女といい仲になったからだ。

男だったら乗り換えるのは当たり前だろう。

「プロポーズしてくれたじゃないの!」

確かにしたが、それは夜のベッドの上での口約束だ。

「そんなことを言った覚えはないなあ」

女が掴みかかってきたが、逆に殴り返し、倒れたところを何度も蹴り上げた。

何回蹴ったのかわからなくなった頃、もがき、苦しみ、叫んでいた女が静かになった。

女をそのままにして立ち去ろうとした時、女が言った。

「呪ってやる」

小さくか細い声だったが、そう聞こえた。

俺は思わず笑ってしまった。

俺はもともと呪いとかそういう類のものを、信じていないのだから。


しかしその日から、俺を取り巻く環境が大きく変わった。

最初は気のせいかと思った。
狼一号

ちょっと目を離した隙に、マグカップの位置が変わっている。

閉めたはずの戸が開いている。一人住まいなのに、時折妙な音が聞こえてくる。

しかし次第に、気のせいではすまない状況になった。

押入れが開き、そこから血まみれの女が顔を出す。

気付けば少女の首がテーブルの上で俺を睨んでいる。

首のない男の子が走り回る。

そのうちホラー映画のゾンビのような奴も出てくるし、なんだかわからないぬめぬめした大きな化け物まで出現する始末だ。

夜になると現れるそいつらは、俺が部屋にいようが人ごみの中にいようが、どこにいても集団で付きまとってくるようになった。

周りの人には見えていないようで、そいつらに反応する者は誰一人いなかった。

おまけに見えるだけではなく、頭を殴ったり、髪の毛を引っ張ったり、耳を噛んだりと、物理的な接触まで絶え間なく仕掛けてくるのだ。

新しい女との夜の儀式の最中にもかまわずやってくるので、それどころではなくなってしまう。

「もう、いったいどうしたのよ」

何度も失敗し、呆れた女は俺の元を去った。

壮根精華素
ここにきて初めて、俺は前の女が「呪ってやる」と言ったことを思い出した。

俺は女に連絡を入れた。もちろん、こんなことを止めさせる為だ。

「俺が悪かった。だからこれをなんとかしてくれ」

女が鼻で笑うのが、携帯ごしに聞こえた。

「私はもういいかなと思ったんだけど、おばあちゃんが、こいつは一生許さないと言ってるわ」

「おばあちゃん?」

「そう。死んでからも私をずっと守っていてくれるおばあちゃんよ。今はあんたの所にいるわ」

「おばあちゃん……だけか?」

「そう。おばあちゃんだけよ。あんたの所へ行ったのは」

「でもなんかいっぱい、出てきたぞ」

「おばあちゃんはね、一つだけ特別な能力があるの」

「能力?」

「そう。よくないものを好きなだけいくらでも集めることが出来る、と言う能力がね」

そう言うと、女は笑った。

親の病気や事故など「子育て危機」に備え 中野で支援方法考える集会

2018-02-06 11:03:13 | 日記


 親が病気や事故、精神的な落ち込みなどで突然、子どもを育てられなくなる「子育てクライシス(危機)」に陥った時に使える支援をトータルに考えようと、中野区の市民グループが集会「第1回地域でつながる・中野の子どもを中野のみんなで育てよう!」を区立桃花小学校で開いた。 (中華牛宝

 このグループは、里親や学識経験者、民間団体などでつくる「グロー・ハッピー・プロジェクトなかの実行委員会」。委員長で里親の斎藤直臣(なおみ)さん(42)は、実子を含め三人の子どもを育てる中で、妊娠期からの切れ目のない支援が良好な親子関係を継続するために必要だと実感。行政や民間が提供している今の制度を並べ、足りないところや補い合えるところを考えようと、集会を企画した。「子育てクライシス」は、斎藤さんの造語という。

 集会には、家事や育児を手伝いながら産前産後の女性を励ます「ドゥーラ協会」や、予期せぬ妊娠の相談を受ける「にんしんSOS東京」、産後の体力回復や子育て仲間づくりを支援する「NPO法人マドレボニータ」、区社会福祉協議会などが参加。それぞれの活動から見える子育て家庭や女性の大変さが語られた。

 パネルディスカッションでは、支援の薄い部分がある一方、「サービスがあっても自分の状態に合うのか分かりにくい」という声が上がった。

 また、斎藤さんは里親も短期の預かりをしていることを紹介した。親の長い入院などの場合、児童相談所が預け先を探すが、遠方の児童養護施設への入所になると子どもは転校を余儀なくされる。「地域の里親なら、友達とも離れずに暮らせる」と説明。「里親を、小学校区に一組はいる状態に増やしたい」と訴えた。

 斎藤さんは「子育てを人に助けてもらうことはマネジメントであり、恥ずかしいことではない。今後もお母さんが楽になるしくみを考えていきたい」と話している。中華牛鞭

下町ボブスレー、平昌出場ならず ジャマイカ連盟が不使用通告

2018-02-06 10:53:41 | 日記


 東京都大田区の町工場有志が国産の競技用そりを開発する「下町ボブスレー」のプロジェクト推進委員会は五日、そりを供給するジャマイカ連盟から平昌五輪で下町ボブスレーを使わないとの連絡を受けたことを明らかにした。連盟は推進委が開発したそりで五輪に出場する契約を結んでおり、頂点3000 実際に使わない場合は推進委は損害賠償を含めた法的措置を取る方針。

 推進委の細貝淳一ゼネラルマネジャーは「残念。悲しいというのが率直なところ」と声を絞り出した。

 推進委によると、ジャマイカ連盟は昨年十二月に五輪出場をかけて欧州で開かれたW杯で、ラトビア製のそりを使い、下町ボブスレーに対して「ラトビア製と比べて遅い」などと批判。五輪で使用しない意向を示してきた。

 推進委では何度も機体を改良し、要望に対応したが、今月二日、五輪で使わない場合は損害賠償を含めた法的措置を取る意向を伝えた。それでも、ジャマイカ連盟は五日朝、在ジャマイカ日本大使館を通じ、下町ボブスレーを使わないと推進委に伝えてきた。

 ただ、推進委のスタッフが平昌五輪の会場近くで待機しているという。細貝マネジャーは「まだあきらめたわけではない。ジャマイカ側に使うと言われれば提供したい」と話した。

 下町ボブスレーのプロジェクトは二〇一二年に本格始動。中華牛宝ボブスレー日本代表にそりの使用を申し入れたが、受け入れられず、ジャマイカ連盟と一六年七月に平昌五輪で使用する契約を交わした。 

男って奴は本当、身勝手

2018-01-31 10:06:32 | 日記
奥さんを尾行した奴がいた
奥さんはホテルに入った

数時間後
奥さんは、男と出てきた

事の一部始終の報告が終わった
其処に居る、男友達は鹿茸腎宝
浮気、不倫は過去、現在、経験済みの
中年から初老と呼ばれ出したオッサンばっかり

他人の不幸も、面白がれずに明日は我が身かと
しんみりな空気

でもさ、自分の妻が、その年齢で
女性として、他の男性に見られるって……
旦那としては、見られないよりは
嬉しいかな?

勿論、認めたくは無いけれど……
夫婦って、其処の部分が破綻したとしても
それだけの繋がりじゃ無いよね 

まだ、女で居てくれたんだって
思いも有るし……

誰かの言葉に、一同、然もありなん????

本人いわく、子供にとっても
俺にとっても、お母さんはお母さん

あー、それ、それ、其れがきっと原因だよ、絶対

でもさ、いけないって分かっちゃ居るけど
お母さんって、思ってしまってるかもね

だって、男は皆、女性に産み落とされるから……

離婚なんて、考えないそうです狼1号

                    失礼ッス

ひとり言

2018-01-23 09:46:55 | 日記
天から雪が落ちてくる
静かに 静かに音もなく
空の途中から
姿を見せるような現れ方をする
薄明かりが灯ったこころに
深深と積もってゆく
不思議なほどにあたたかく
優しいほどにこころ満たされて
見えなくても‥
声がなくても‥
感じていられるのは
いつからのことだろう
冷たさは
温もりにかわり
痛みは
やすらぎにかわる
小さな 小さな 雪
静かに 静かに
深深と
重なりあってゆく
深く重なりあってゆく
まぶたの奥の奥から
鮮やかな光が突き抜けて
体の奥深くから
眩さが広がる
うんと優しくなってゆく
白い 白い雪たちは
私の体の中でとけてゆく
思春期のころ
2年連続で東京に大雪が降った
確か、2月、3月のころだったと記憶している
私は飽きずに
祖父の書斎の大きな出窓から
庭に舞い落ちる雪を眺め続けた
雨はいくつもの表情があり
シトシトと
ザーザーと
そぼ降る雨も
横なぐりの雨も
ぴちぴちランランの雨も
心模様を表したりもする
深深と降りつもる雪
月あかりを受けて
浮かび上がる白い雪
情念を持つこころのよう
おぼろげなイメージだけが
ずっとあった
私にとって
雪やこんこん
あられやこんこん
犬が庭を駆け回り
ネコがこたつで丸くなる
そんなイメージなどなかった
こと降りつもる雪の情景は
子どもの私と大人になった私とをつなぐ入り口だったのかもしれない
雪国を知らない私には非日常の雪
幻想にも妄想にも通じる
私の感性を育てたあの家
今夜は懐かしさで胸が詰まるほど思い出された
あーぁ、また夜更かししちゃったじゃないの(笑)

狼1号
SPANISCHE FLIEGE D9