アメリカでIVF。

37歳から始めたアメリカでのIVF記録。一回目はSFのクリニックで、二回目はアメリカ不妊治療権威のクリニックへ転院。

やっと出た凍結胚移植スケジュール

2008-06-24 | 凍結胚移植 2008年5月-7月
変更はあるらしいけれど、スケジュールが出た。よかった。これで不安がちょっと和らぐ。



使用する薬たち一覧
Medrol   ステロイド薬 炎症を鎮めたり免疫系を抑えたりする作用
Tetracycline 抗生物質
Lupron    ホルモン抑制注射
Vivelle    エストロジェン補充パッチ
Baby Aspirin 81-83mgのアスピリン 血液凝固防止する
Prometrium プロジェストロン補充膣座薬




凍結胚移植スケジュール

D1  生理開始
D3  ピル開始(22日間)
D19 Lupron開始(10unit)
D20 Lupron (10unit)
D21 Lupron (10unit)
D22 Lupron (10unit)
D23 ピル終了 Lupron (10unit)
D24 Lupron (10unit)
D25 Lupron (10unit)
D26 生理開始 Lupron (10unit)
D27 Lupron (10unit)
D28 Lupronを5unitに変更 Baby Aspirin1錠 Viveleパッチ1枚
D29 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠
D30 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠 Vivelle1枚
D31 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠
D32 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠 Vivelle1枚
D33 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠
D34 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠 Vivelle1枚  
   E2チェック

D35 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠
D36 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠 Vivelle2枚
D37 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠
D38 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠 Vivelle3枚
D39 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠
D40 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠 Vivelle4枚
D41 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠
D42 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠 Vivelle4枚
D43 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠 
    Doppler Ultrasound E2チェック
    *内膜の状態によりVivelleの用量、移植日を再考
D44 Lupron (5unit) Baby Aspirin1錠
D45 Baby Aspirin1錠 Vivelle(未定) Prometrium(1日3錠)
    Tetracycine1錠 Medrol1錠
D46 Baby Aspirin1錠 Vivelle(未定) Prometrium(1日3錠)
    Tetracycine(1日4錠) Medrol1錠
D47 Baby Aspirin1錠 Vivelle(未定) Prometrium(1日3錠)
    Tetracycine(1日4錠) Medrol1錠
D48 Baby Aspirin1錠 Vivelle(未定) Prometrium(1日3錠)
    Tetracycine(1日4錠) Medrol1錠
D49 Baby Aspirin1錠 Vivelle(未定) Prometrium(1日3錠)
D50 Baby Aspirin1錠 Vivelle(未定) Prometrium(1日3錠)
    凍結胚移植 E2 P4チェック

   *以後、Baby Aspirin1錠 Vivelle(一日おきに) Prometrium(1日3錠)は継続
D59 妊娠判定テスト


改めて日数を数えたら、なんと59日!って。 凍結胚移植なので甘くみていたら何気に時間がかかっていてびっくり。
まだまだ先は長いよ。。。。。



凍結胚移植スケジュール

2008-06-15 | 凍結胚移植 2008年5月-7月
早くももう6月。
でも、未だおおよそのスケジュールしかもらってない。。。。
もう、ピルもLupronもしているのに、ナースから貰うスケジュールは次の生理がきたら出すとのこと! マジっすか?

仕方がないので、口頭(電話)で聞いたおおよそスケジュールを自分で表にまとめた。じゃないと、ピル飲む期間とかLupronの接種とか間違えそうで不安。


今回のスケジュールを作るにあたって、ナースに聞かれたことは、移植日をいつにするかということ。一応7月で3日ほどの日程をもらい、その中で選択。 決まった移植日から逆算して、ピルを飲み始めた。

5月末の生理から3日後からピルを22日間服用、ピル服用18日目からLupron(10unit)を毎日。
6月の生理がきたら、その2日後からプロジェストロンのパッチを一枚づつ一日おきに。1週間後には2枚に。
移植日は7月中旬。前日にクリニック近くに泊まり3日間だけの滞在。

と、今わかっているのはここまで。
これからLupronの量も変わってくると思うし、lining(内膜)チェックや血液検査もあるはず。


ナースのみなさん、早くスケジュール出してっ!



と、ただいま帰国中なので、Lupronは日本で打ってる。でも、使用した注射針はどうしたらいいものか分からなかったので、自宅のある区の清掃局に電話して聞くと、注射針を入手したところへ返すか、缶コーヒーなどの固い缶に入れて密封して不燃物で捨ててと言われた。 区によって違うらしいのだが、まだ日本では注射針廃棄のガイドラインが各自治体で違うらしい。インシュリン自己注射する人もいるだろうにー。

ところで、Lupronのせいかピルのせいかわからないけど、ただ今食欲増進中。何故?

採血されるコツ

2008-06-03 | 凍結胚移植準備
不妊治療をしているにあたって、採血は避けて通れない道。

IVFも2回経験したが、採血は何度したか数え切れないほど。

で、覚えたのが、「バタフライ」!


アメリカのクリニックや血液採取センターでは、アメリカ人の体型からか結構太い針で採血される。
でも、アジア人の私はそれで採血されると、かなり出血し、さらには痣やカサブタになってしまう。
そこで、子供用といわれている通常より細い針でやってもらう、とあら不思議。痛みも半減!(やってもらうナースや技術者の経験値にもよるけど)

その針はみかけはプラスティックの羽がついてるみたいになっているので、バタフライと呼ばれている。大抵はどこのクリニックでも用意してあるので、聞いてみるとそれでやってくれること100%(cumjinpie調べ)。
バタフライで通じなければ、子供用の針!といえば、間違いなし!

これで、不妊治療も快適に過ごせること請け合い!?


まずは血液検査から?

2008-06-03 | 凍結胚移植準備
早いものでもう6月。
移植後の生理開始でリセットされて、新しいサイクルへ。
って、今度は凍結胚の移植なので、自分にとっては初めて。
刺激注射ななくていいから楽かなーなんて思ってたのもつかの間、Lupron打たなくてはならないらしい。マジっすか。

とにかく、どんなスケジュールでやっていくのかわからないので、クリニックに問い合わせてみると、なんと、前回の血液検査(とてもベーシックなもの、たとえばHIVとか)から半年経っているので、またあらたに同じ検査をやり直ししなければならないとのこと。 マジっすか。
しかも、夫と私と二人分。

半年で何が変わるんでしょうか? まあ深刻な病気になれば変わるんでしょうけど。本当にこのクリニックは徹底してる。患者の私にとってはあきれるほど。

しかも、地元のクリニックで血液を採ってそれを冷凍してクリニックに送れとの指示が! マジっすか。
分析は自分とこのクリニックでやりたいらしい。理由は、うちの分析力ほほうが優れている、とのこと。 ホントかい!?

しかも、簡単な血液検査なので、地元のクリニックでは血液採って分析しないで送る仕事なんてしたくないと、電話しても断られまくり。
そうだよね。旨みがないお仕事してもしょうがないものね。
でもこっちは必死で血液採取してくれるクリニックを探して、やっと見つけた。
これで、血液送れば、凍結胚移植のスケジュールを送ってくれるらしい。
って、早く送ってよ!!

最終的なスケジュールは紙上では見ていないけど、前回の移植後に生理が始まった時点でその三日後からピルを飲み始めた。 なので、今はピル飲んで一週間ぐらい経った。

ピルは24日以上飲んではいけないらしく、凍結胚移植は移植日を決めてから逆算された。
最初にナースに相談したら、プロトコルにもよるけど、何時こちらのクリニックにこれるかどうかによって、移植日が決まるのよと言われた。
前回は採卵もあったサイクルだったので、2週間以上もクリニックの近くに泊まり込みだったのに、今回は移植日とその後二日だけでいいらしい。

どーでもいいけど、薬とか発注したいので、早くスケジュール欲しい。


ちなみに、このサイクル中、日本へ短期帰国するので、こちらでLupron打つタイミングと東京で打つタイミングを計算して、しかも飛行機に乗ってる間は打てないから云々、エクセルで計算。

クリニックに相談したら、他の国や時差のあるとこから来る患者も多いので、別に時間さえ間違えなければ、どこにいても大丈夫といわれ、ちょっと安心。


でも、日本だったら、スプレキュアとかでいいのに!?
どーでもいいけど、早くbaby欲しいな。


判定結果

2008-05-24 | IVF#2 2008年4月-5月
残念ながら結果はnegative。
ただhCGの値が6と微妙にあったため、判定日の二日後も血液検査をさせられた。
二日後の値は8と上昇していたが、その次の日に生理のspottingがあったので、これでリセットだろう。

ドクターとも電話で話をした。
hCGの値が少しでもあったのは、少し着床していたからだと言われて、前回のIVFより進歩したのが嬉しかった。そう、今回は小さな進歩がもう一つあった。それは、妊娠判定検査日の前に生理が始まらなかったこと。前回は悔しかったなあ。


今後の治療については、ドクターからはPGD(染色体を調べるテスト)を勧められた。最初電話でクロムゾンテスととかっていわれて、クロムゾン?って思ってたら、染色体のことだった。医学用語は辞書なしでは全くわからないっす。

本来ならばたった一つの卵子が排卵されるのに、IVF周期は刺激注射でたくさんの卵子を作って採卵する。そうして出来た受精卵は染色体異常の可能性が多いという。(確率も聞いたんだけど、ちょっと忘れた。。)
もちろん、染色体異常のある受精卵でも着床するときはするし(ダウン症なども)PGDテストで染色体異常なしの受精卵を戻しても必ず着床するわけでもない。ただ、着床する確率はあがるということらしい。

ドクターの様子が全くあせってないので、なんかあせって質問してるこっちが拍子抜け状態。 「次は凍結胚移植をして、もしダメだったら、その次のIVFサイクルでPGDテストをしましょう。でもその前にあなたは妊娠すると思うけど。」って言われた。 31個も卵が出来てしまったのに、卵のクオリティと受精卵のクオリティが良かったのでまだ全然見込みはあるよってことらしい。うーん。でもそうだよね。

二回目のIVFが陰性でちょっと悲しくなったけど、でもここ半年ですごく強くなった。もちろん、Babyが出来ないのはとても辛いことだけど、昔と違って不妊治療という方法もあるし、待ってるだけではなくて自分でActionを起こせるのが何よりも幸せだと思う。



というわけで、次回は凍結胚移植のスケジュールについて。
今日電話でちらっと聞いたんだけど、かなり複雑。人それぞれプロトコルが違いがあり、ピルを長期間使用しないとかなんとか。





ミラクル待ち。

2008-05-18 | IVF#2 2008年4月-5月
移植後、タイトル通り、ミラクル待ち。


プロジェストロンの膣錠 一日3回
エストロジェンのパッチ 2枚をお腹まわりに貼る。一日おきに張替える。
Baby Aspirin 一日一錠
Prenatal Vitamin 一日一錠

カフェイン(コーヒーもお茶も)、チョコレート(アイスクリームも)、アルコール、刺身(マグロとか)ぜーんぶ我慢。

うつぶせ寝も我慢中(嗚呼、お腹をベッドにぴったりくっつけて寝たい。。。)


ほんとに、ミラクルくるといいな。


移植後

2008-05-15 | IVF#2 2008年4月-5月
IVF二回目にして、詳細な記録をするのが面倒くさくなってきた。。。
でも、後からみてなるほどと思うこともあるからもう少し頑張らなくてはね。


移植後にナースから言われた指示は、

・2日はベッドレスト 身体は90度に起こしてはだめで、45度ぐらい。
・カフェイン、アルコール禁止
・うつぶせ寝も禁止
・お腹を暖めてはいけない
・10パウンド(約5キロ)以上のモノは持ってはいけない

このうつぶせ寝がつらかった。なぜって私の通常の寝方がうつぶせ寝だから。
普通に妊娠するときはこんなこと守らなくても妊娠するのに、なぜこんなに厳しいのだろう。 これで確率があがるのかしら?
でも、その2日間はホテルにいたので、自宅にいるよりやりやすかった。
一度うつぶせで寝ていて、夜中に夫が無理やり起こしたみたいだけど。(本人の記憶はなし)


移植してもう3-4日経つが、なんの兆しもなく。というか、よくわからない。
なーんか、ほんとに着床してるの???とかなり疑問。

前回は判定検査前に生理が来たけど、今回の生理予定日も判定日前。
出来なくても、生理は遅れて欲しいなあ。(血液判定で結果が聞きたいだけだけど)



胚盤胞移植(Blastcyst Tranfer)

2008-05-13 | IVF#2 2008年4月-5月
移植までの経緯

採卵から5日目の朝、クリニックで移植できるかどうかを検査するのにUltrasoundをした。
とりあえず今回の移植が出来ない場合でも、Day5な為、移植のアポは入っていたのだが。

Ultlasoundでは、お腹の部分と右横腹(腎臓と肝臓)の部分の検査だけだった。Ultrasound技師(このクリニックではドクターではなく超音波検査はすべてその専門の技師が担当)いわく、まだ卵巣は腫れているけど、悪くもないので、あとは主治医が移植できるかどうか判断するとのこと。

結果が出るまで、近くのモールでドナーツ食べて待機してた。
クリニックに戻るとなんだか移植できそうな雰囲気。というもの、待たされた場所が施術用のフロアだったので。。

暫くすると、先日鍼をしてくれた先生がクリニックに来ていて、今日は移植でしょと鍼のペーパーワークを渡された。
あら!そーなんだ。 夫と二人でちょっと愕然。
なにやらこのクリニック、今日も移植の患者がたくさんいた為、本来ならばナースが移植の報告するところを鍼の先生が先に報告してくれたってことですねー。

で、なぜ鍼の先生がいるかというと、私がもし移植となったら、着床がうまくいくようにTransfer(移植)の前後に鍼をしたいと申し出ていたから。
このクリニックは数名のacupuncturistsと提携していて、申し込めば移植を行う部屋で前後鍼をしてもらえるシステム。
移植の前と後と移動しなくていいし、移植後はどうせベッドレストしなくてはならないのでこのサービスはありがたかった。

よって、そのまま施術室に入り、20分の鍼を受ける。
終わった後、夫も入室し、ドクターとエンブリオロジストと超音波技師の三人が説明、移植の運びとなった。

移植は2-3分くらいかな。鍼のあとに持ってきたペットボトルの水を少しずつ飲んだので、トイレに行きたい感はあまりなかった。

そして、移植の後にまた鍼をしてもらって、ちょと寝てしまった。



移植した胚盤胞(Blastcyst)

Day3から胚盤胞まで育った数 4個
Day5時点でまだ成長中のもの 3個

12個受精したうちの上記以外は、成長が止まってしまったり、遅かったりしたので廃棄したそうだ。


移植した胚盤胞は 4AAと3BAの2個(ICSI)

凍結した胚は 3BA、4BA(conventional)
4BB,4BB,2/3(早い段階のもの) (ICSI) の計5個
  *凍結はDay5とday6に行われた。

胚盤胞のグレード説明はこちらを参考


前回よりもグレードがよく、移植も3個しても妊娠率は変わらないので、2個にすることに。何よりも凍結胚が出来たことが刺激治療していて良かったこと。

次なる難関は、着床してくれるかどうか、ですね。
こればっかりは誰も何もできない領域。


帰りに車椅子で送ってくれたナースと話をした。「今日は母の日よね」って。「きっと今回お母さんになれるように母の日が移植の日だったのよね」って。
 今日同じクリニックで移植した人たちがみんなこの母の日に母になれるようにって思った。 そして、私を生み育ててくれたお母さん、ありがとう。






採卵その後③

2008-05-12 | IVF#2 2008年4月-5月
Day19

エンブリオロジストからday3の状況報告の連絡があった。

   15個 受精した後、

   12個 が6-8 cellsで、
      そのうち9個はICSI(顕微)
          3個はconventional(自然ふりかけ)


こうみると、ICSIの成績っていい??
あとは胚盤胞まで待つのみ。

前回もday3までは成績がよかったのに、胚盤胞まではたったの2個しか育たなかったので、全然楽観視しておらず。
淡々と結果を受け入れていくのみ。








   

採卵その後②

2008-05-11 | IVF#2 2008年4月-5月
Day18

採卵して翌日からだんだんお腹が大きくなってきた。
しかも鈍い痛みがある・・・気がする。
採卵したから仕方がないんだけど、あまりにも痛いのでタイロノールを服用。 ソファで安静。

ドクターに激しい運動も控えなさいといわれた。卵巣がねじれて(!)しまうらしい。
あとは自分の身体が頑張ってくれるのほ待つのみ。


採卵後処方された薬を飲んでいるのだが、これが飲む時間が難しい。一日4回一粒なんだが、そうすると6時間に一粒のまなくてならなない。8時間に一粒だとちょうどいいのだが、6時間って。。。 仕方がないので適当に飲んでるけど。(いいのかー。)