今週はアイカ工業主催の「女性目線商品開発プロジェクトメンバーによる大学トイレセミナー」に参加してきました。
セミナー構成は学生対象アンケートにみる現状の不満点から、喜ばれるトイレの提案、ショールーム見学です。
興味深かったのは「特に不満はない」というアンケート項目があったのですが、男性はある程度の割合でチェックをいれているのに、女性はほぼ「ゼロ」だったのです。
と、いうことは女性でトイレに無関心な人はいないんですね~。
余談でトイレ内の盗撮も女性による犯行が増えているとのことから関心の高さがうかがえる(?)
そして「トイレを外出先のマイルームに」と掲げ
①メンテナンス性・堅牢性
②荷物
③スペース
④意匠性
この4つのコンセプトから商品提案をされています。
今回は中でも私が気に入った「荷物」について紹介します。
自宅以外のトイレではどうしても荷物を持って入ることが多く、男女問わず置き場所の少なさに苦労することが多いものです。
■不満点
・ライニングカウンター(トイレの後ろにある15~20cmくらいの棚板)に置いた荷物がすべり落ちる。
・洗面カウンターの上がびしょ濡れで荷物が置けない。
■提案
・ライニングに立上りをつけて荷物を安定させる。
・洗面カウンター下に棚を設置(しかも棚を斜めにすることで奥行きに対して倍近い大きさの荷物も置けるそうです)する。
などなど。
大学のトイレに限らずこれからのパブリックトイレはどんどん変わりつつあると感じるセミナーでした。
写真:アイカ工業株式会社 商品ニュースより