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独り言ですが、、、何か?

人生60年過ぎたのでそこそこ言ってもいいでしょう?

天地真理ちゃん

2018-06-28 16:49:28 | 昭和レトロ
レコード屋さんの入り口の1番目立つ場所に飾られた
真っ白なワンピースを着た新人歌手の大きなポスター、
ゆるくふわっとした髪型、くるっとした瞳、自然に微笑んだ姿に、

「本当に白雪姫!こんな可愛い人がいるんだーー!」

と憧れの眼差しで見入っていたのを覚えている。

ドラマ「時間ですよ」に出演してたそうだが、私はそれは見てない。
田舎だったから放送がなかったのかもしれない。

とにかく、その後の天地真理ちゃん人気は凄まじかった。
子供達にも大人気で、まりちゃん自転車とか、まりちゃん人形とか
まりちゃんキャラクターで色んなグッズが販売されていたように思う。

そんな天地真理ちゃんだったが、突然テレビに出なくなった時期があり、
噂では、「すごく太って出られない」と言われてたが、信じられなかった。
だってあんなに可愛いい白雪姫の真理ちゃんが激太り?なんて、、、

それから何年かして、皆んなが待ちに待った頃、真理ちゃんがテレビに戻ってきた。
(絶対カムバックしない山口百恵ちゃんがテレビに出てくれたくらいの感動だった)
前と変わらずに可愛いままの真理ちゃんを見て、噂は噂だったんだと納得してた。

が、、、、、

ファンの期待は長続きせず、
その後はファンの気持ちを見事にズダズダにしてくれたのは誰もが知ってるところだ。

しかし自分も60歳を越してみると分かることがある。
彼女にとって(天地真理)という虚像を続けるのは無理があったのだろう。
他人がなんと言おうが、自分が幸せならそれでいいじゃないか!

だから、昔ファンだった私は、昔の白雪姫だった天地真理ちゃんだけを時々思い出すことにする。















アイスキャンデー

2018-06-26 23:00:11 | 昭和レトロ
梅雨だと言うのに雨は降らず、

暑ーーーい!!!

暑いとついつい食べてしまうアイス。
(ほんとは、、、暑くなくても食べてるけど😅・・・)

スーパーのアイス半額、これってあかんよ!私には毒よ、毒!
毒とわかっててもついつい手が伸びてしまうわ。


アイス食べながら思い出すのは古き良き時代の子供の頃。

一番古い記憶のアイスはアイスキャンデーだったが、
その頃は[キャンデ]と呼ぶのが普通だった。

今みたいに個包装なんかされてなくて、いろんな色の細長四角の甘い氷に
持ち手の割り箸が刺してあって、保冷庫のナイロン袋の中にぎゅうぎゅうに入っていた。

「キャンデ下さい」と言うと、お店の人が保冷庫の上のまーるい蓋を開けて、

「どの色にする?」と聞いて、取り出してくれた。

母の実家である祖母の家は周りは田んぼばかりでお店が全くなく、
夏になると幟を立てたアイスキャンデー屋さんが自転車で売りに来た。

夏休み、祖母の家に遊びに行くと、遠くの方で、🎶チリーン、チリーンと音がしてくる。
すると祖母が、

「キャンデこうておいで」と言ってお金をくれ、自転車目掛けて走って行った。

1本5円だったと思う。持ってるお金全部、色んな色のキャンデを選ぶと
アイスキャンディー屋さんは、それらを新聞紙に包んで渡してくれた。
今みたいに衛生面云々なんて誰も思わなかった時代。

ちなみに私は色によって味が違うと思い込んでたが、
後々わかったことは、色が違うだけで、味は全部一緒だったらしい。

でも子供の私には、赤はイチゴ、緑はメロン、黄色はレモンの味がしっかりしていた。



















歌謡番組見てたら、、、

2018-06-23 18:15:26 | 昭和レトロ
岸田敏志(岸田智史)さんが、「きみの朝」を歌っていらして、
なんだか物凄く懐かしい気分になった。

この曲は「愛と喝采と」というドラマの挿入歌だった。
※ドラマの名前は忘れててWikipediaで調べた

自分の夢を叶えられなかったマネージャーが、自分の夢の代わりに無名の新人を
売り出すと言うようなドラマで、
マネージャー役が十朱幸代さん、新人歌手役が岸田智史さんだった。

ドラマの中で「きみの朝」が徐々にヒットして行くのに比例して
現実の世界でも岸田智史さんの曲がザ・ベストテンの上位にランクインしていった。

ドラマの中で歌がヒットして行く役をしている岸田智史さんが、
ザ・ベストテンに歌手岸田智史として普通に登場してくるのだから、、、、

それまでそういった虚構が現実になるという趣向のドラマはなく、初めての事で、
毎週ワクワクしながら見ていた記憶がある。

あれから長い時間が経ち、新人歌手役で初々しかった岸田さんもお歳を召され、
新婚で初々しかった私も、当然かなり歳を取ってくたびれてしまった。

歌を聴いて、しばし若かった時代に引き戻され懐かしく嬉しかった。


子供の時見たテレビ番組

2018-06-06 23:44:26 | 昭和レトロ
歳を重ねたせいなのか、誰かと昔の話をするとなんだかテンションが上がる。
この間は美容院で髪を切ってもらってる間に、美容師さんと子供の頃に見てた
テレビ番組で盛り上がった。
彼女は私よりかなり年下なので知らないを連発されるんだけど、それもまた楽しい。

うちにまだテレビが無かった時代。

一番古いテレビの記憶は多分「ブーフーウー」。
通っていた保育園で時々見せてくれる子供番組「おかあさんといっしょ」の番組内だった記憶がある。
黒柳徹子さんが何かの番組で、大山のぶ代さんと一緒にやってたと話されていた。

テレビのある近所の家で見せて貰ってた、最記憶にあるのは「不思議な少年」。
不思議な能力を持った少年が主人公で、あわや危機一髪!の場面になると
主人公の少年が「時間よー止まれー!」と叫ぶ。
すると少年以外、人も物も全てピタッと止まってしまう。
(今で言うフラッシュモブ)
時間が止まっている間に少年が危機を回避させるというストーリーだった。
自分でも「時間よー止まれー!」というと、止まるんじゃないかと思って
何度も声に出してみたけど当然止まるわけない!子供なので結構信じてた。

うちにテレビが来てから。

やっぱり黒柳徹子さんが出てた「魔法のじゅうたん」が一番記憶に残っている。
小学生2人と黒柳徹子さんが魔法の絨毯に乗って東京の街を空から見て行く
と言うもので、隅田川にかかる勝鬨橋が開いてその間を魔法の絨毯がすり抜け、
出演してる小学生の学校の上に来たら校庭でみんなが人文字を作り手を振っていた。
当時、私も魔法の絨毯に乗りたくて座布団の上に乗って遊んでた。

「チロリン村とクルミの木」や「ひょっこりひょうたん島」は毎日夕方のお楽しみだった。
このどちらにも黒柳徹子さんが出演されている。







歌声喫茶

2018-06-03 15:43:19 | 昭和レトロ
就職して会社の寮に入った時、先輩達がどこかへ連れて行ってくれるというので
どこに行くのか知らずに新入社員何人かでついて行った。

着いた先は昔大阪梅田にあった「こだま」と言う歌声喫茶だった。
梅田のどの辺にあったのか、ほとんど記憶が薄れているのだが、
お店は階段を降りて行った先にあったような気がする。

階段を降りながら、怪しげなお店に行くのかな?と田舎育ちは緊張したが、
店内に入ると飲み物を注文し、配られた小さな歌詞集を見ながら
リーダーみたいな人の後に付いて皆んなで歌を歌う、至って健全なお店だった。

少し年上の先輩達はそれまでよく来て楽しんでいたのだと思うが、
私は後にも先にも歌声喫茶経験はその一回だけ、その後また行きたいとは思わなかった。

朝ドラの「ひよっこ」を見てたら、社員寮に入り、皆んなで流行歌を合唱していて、
(あー!私が就職した頃と似てるー!)
と、やたら懐かしい気持ちになった。

皆んなで歌うのは正直好きではなかったが 、たった一度だけ経験した
「歌声喫茶」という響きは何故か懐かしく、就職したての自分の姿が思い浮かんできて
ひとりでノスタルジックな気分に浸っている今日この頃。。。