彼との出会いは中学2年の秋。
親友のミホに誘われて、バスケ部の試合を観に隣の中学、通称二中に行ったときだった。
ミホは中学1年の頃から同級生のショウちゃんに片想いをしていた。ショウちゃんは成績優秀で性格も明るく人望があり、2年連続で学級委員を務めていた。おまけに運動神経も抜群で、3年生が引退するとバスケ部のキャプテンに選ばれた。
「今度の土曜日、放課後に二中でバスケ部の練習試合があるみたいなんだけど一緒に行ってくれない?ショウちゃんがキャプテンになって初めての試合なんだって。さっきたまたまショウちゃんが男子たちに話してるときに近くにいて、よかったら応援に来てよって言ってくれたの!」
ショウちゃんの話をする時のミホはとても可愛かった。私も小学生の頃には好きな男の子がいたけれど、告白できないままその子が転校してしまい、それ以来ずっと好きな人がいなかったので、片想いとはいえ恋をしているミホがなんだか大人に見えたし、キラキラ輝いて眩しく見えた。
「よかったじゃ~ん!もちろん一緒に行くよ!」
「あ…、て言っても私だけに言ったわけじゃなくて、近くにいた女子みんなに言った感じなんだけどね」
「それでもいいじゃん!ミホにも言ってくれたんでしょ?」
「うん。私の目も見てくれた!」
「じゃあ一緒に行こう!」
こうして私たちは土曜日の放課後に二中の体育館に行き、彼と出会うことになった。
親友のミホに誘われて、バスケ部の試合を観に隣の中学、通称二中に行ったときだった。
ミホは中学1年の頃から同級生のショウちゃんに片想いをしていた。ショウちゃんは成績優秀で性格も明るく人望があり、2年連続で学級委員を務めていた。おまけに運動神経も抜群で、3年生が引退するとバスケ部のキャプテンに選ばれた。
「今度の土曜日、放課後に二中でバスケ部の練習試合があるみたいなんだけど一緒に行ってくれない?ショウちゃんがキャプテンになって初めての試合なんだって。さっきたまたまショウちゃんが男子たちに話してるときに近くにいて、よかったら応援に来てよって言ってくれたの!」
ショウちゃんの話をする時のミホはとても可愛かった。私も小学生の頃には好きな男の子がいたけれど、告白できないままその子が転校してしまい、それ以来ずっと好きな人がいなかったので、片想いとはいえ恋をしているミホがなんだか大人に見えたし、キラキラ輝いて眩しく見えた。
「よかったじゃ~ん!もちろん一緒に行くよ!」
「あ…、て言っても私だけに言ったわけじゃなくて、近くにいた女子みんなに言った感じなんだけどね」
「それでもいいじゃん!ミホにも言ってくれたんでしょ?」
「うん。私の目も見てくれた!」
「じゃあ一緒に行こう!」
こうして私たちは土曜日の放課後に二中の体育館に行き、彼と出会うことになった。
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