所得制限は子供には関係ないこと

子ども手当てに所得制限をつけるかどうか、いろいろな意見はあると思うけど、基本所得制限はつけない方がいいと思う。何故か、子供の側からすると親の所得でもらえる、もらえないなんて関係ないと思うワケだ。子供の世界というのは大人が思っている以上に残酷な面がある。そこでもらっていない、もらっているって大きい影響があるんじゃないかと思う。
大事なのは、子供を平等に扱うということで、親がどうであろうと関係ないと言う風に扱う事だと思う。
人生に置いて、親の所得が変わらないなんてことはない訳で、貰っていたのにもらえなくなる、逆に貰ってなかったのにもらえるようになる、なんてことが子供にどういう風に影響するか考えてみて欲しい。

特にこの手の制限で一番辛い思いをするのは、制限に引っかかるかどうかの境界近辺にいる人達なんだよね。
親の所得は子供には関係ない、子供にはどうしようもないことじゃないか。そのことで子供に差がでるようなことは辞めた方がいい。
暴論かも知れないけど、所得の高い親はそれだけ高い税金を払っているとも言えるんだから、子供手当くらい別け隔てなく払ってやれよ、ってことかな。

そもそも、バラマキだけで子供が幸せになれるのかどうかという根本的な話もあるんじゃないかな。
子供の幸せを考えるなら、親の収入やそこにつながる雇用の安定とか、先に解決した方が良い問題、経済の安定と発展、を先に目処つけるようにした方が良いんじゃないかなとも思うが、それはまた別の話か。

子孫に平和と経済的な安定を与える方が借金を残すよりも重要だよね。