奥村燐は修道院で暮らす少年。同じ修道院に住み、有名高校へと進学する双子の弟,雪男とは違い、高校にも行かず、就職先までもが見つからずにいた。そんなある日、喧嘩相手の不良に起こった異変と同時に、燐は「悪魔」の存在を、そして自らが魔神(サタン)の息子であることを知る。 燐の養父であり祓魔師の藤本獅郎は、サタンから燐を守るために戦い、命を落とした。獅郎の死を経た燐は、サタンを倒すべく祓魔師(エクソシスト)になることを決意する。 サタンに体を乗っ取られた養父?獅郎の死後、正十字騎士團の門を叩き学園へ入学。獅郎の仇を討つと共に「サタンをぶん殴る」ために祓魔師になることを決意し、祓魔塾へ入る。志望称号は騎士であり、自分を生かした獅郎の正しさを証明するために聖騎士を目指す。 覚醒後は自然治癒力も高まり、致命傷になりかねない傷でも短時間で癒えるようになる。だがそれ故に、劣勢になると自身の体を盾にする自己犠牲的な行動が目立つようになる。魔障の影響もほぼ受けないが、逆に聖水などの退魔の力にはある程度ダメージを受ける。戦闘能力が強化される半面、その力に飲まれ理性を失う恐れもあるため、祓魔塾での授業の傍ら、炎を制御する訓練も行っている。また降魔剣は燐の心とも連動しているらしく、不浄王戦の前に炎の制御がうまくいかないことで自信を失くした際は、どんなに力を入れても剣が抜けない状態になってしまった。 夏休みの林間合宿中、アマイモンの奇襲から仲間を守るため、仲間たちの前で炎を使ってしまい正体が露見。騎士團の懲戒尋問に連行されるが、半年後の祓魔師認定試験に合格することなどを条件に不問にされる。素性を知られた当初は、出雲と廉造以外の塾生全員に敬遠されていた。しかし後に不浄王討伐へ向かう際に全員と和解する。
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