ピカソはなぜ?偉大か。そして、こどもはなぜピカソか
絵描きは敏感な指先を持つ考える眼だと思う。ご存知、立体派はピカソが始めた。絵画が完全に写真と離別した瞬間だ。ピカソの眼が正面のモノを見据えようとして生まれたのがこの立体派。西洋文明の起源、ギリシャのスコラ哲学「物質の認識論」 以来永々と展開されてきた命題に終止符をうちつつアフリカの彫刻から野生の血を注ぎ込んで現代文明を救出した偉大を讃えないでどうする。 下の写真、お子さんがアトリエから持ち帰ったお面のある室内？違います。ピカソ作のオメンのあるピカソのお家の様子です。生きる力、つくる歓びを。これぞアートの真髄であると野生の力を持つオメンの眼が訴えています。私たちは、お子さんの作品の内に同様の力を発見しています。また、このようなアート力とでもいうものが次代を切り開くものであると考えています。
