「ありがとう」日記

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 チビ、ありがとう

2009年11月04日 |  ねこ
                    ≪ 今日は十六夜 ≫

         
 昨日も 一昨日も、今日も 夜空に 
東から昇る月が 大きく美しかった。
その月を見上げては、何度も「チビ、ありがとう」 と呼びかける。

 7ヶ月前の4月9日に、飼い猫のチビが 17才8ヶ月で旅立った。
その夜の月が 満月だった。
それから たぶん毎月、欠くことなく満月を 眺めているような気がする。

 チビとの出会いは、18年前の9月。
大型台風が荒れた翌朝、マンションの下の方で猫の鳴き声がする。
夫の「また連れて来ちゃいかんよ」と言う声を背に、
次男と一緒に降りて行った。
ひと目 見るなり二人で「かわいい!」

 三毛で まん丸な大きな目。
成猫になっても、体重6Kg のデカにゃんこになっても、
顔だけは 子猫のままのかわいい童顔だった。

 「うちではもう飼えないけど、こんなにかわいいんだから 
もらい手はあるよ」 と、何軒か訪ね歩いた。
ある方が、「好きだから飼いたいけど、
主人が帰ってから相談するので 明日まで待って」と言われる。
ということで、その晩はうちで預かり、翌日 訪問すると 「だめって」 ...

 そうこうするうち、子猫の目やにがひどくなり、
治療に時間もかかり、とうとう我が家の2匹目の飼い猫になった。
もらい手を見つけるまで とりあえず付けた『 チビ 』 が
そのまま名前になった。

             
                    ≪ 8ヶ月頃のチビ ≫

  ( 続きます )