メインロケ地が遠野という事と、豪華俳優陣に魅力があったので行ってきました。
テレビでの映画紹介では、
「十年後の切腹を命じられた男。 残された時間をあなたなら どう生きるか」と言ってたけど、
確かに 見た後、生きてる時代が違うとはいえ、いろいろ考えさせられる内容でした。
どうして十年後に切腹? なぜそれを受け入れるか? という疑問が
静かに少しずつ解き明かされていきます。
なんと理不尽な!という感情から、観客も徐々に納得して「切腹」を受け入れてしまう...。
でも、やっぱり やるせないな..
妻の原田美枝子さんが白装束を縫っている時は悲しかった
映像から終始 凛とした空気を感じました。
きっと、所作が美しいからだと思う。
子供が元服したときの家族揃ってのお辞儀
それ一つ取っても美しく、見ていて気持ちが良かったです。
岡田くんは、居合いっていうのかな? きりっとして格好良いし、
堀北さんは可憐
役所広司さんは、そりゃ もう 存在感のある素晴らしい役者さんです
あ、そういえば セリフに「素敵」ってあったけど、
この時代も使っていたのかな。きっとそうなんだろうね。
文字にすると どうしても「ステキ
」みたいに感じるから、
ちょっと気になったのでした。