私は2010年の東京マラソンの応募にインターネットで申込み、一発で当選しました。誠に運の良いことでした。高校を卒業以来、マラソン、競技などのスポーツには縁が遠く、ぐうたら生活を続けていたので、マラソン完走などとは最初から考えてもいません。が、とにかく、当たったのでこれをチャンスに何かしてやろう、という気分だけ。
そして、私はこのマラソンで走りながら撮影することを考えました。走路の左右から撮影した画像は山ほどあるのですが、走路の中央で撮影した画像はありません。今まで見たことのない東京マラソンの風景をお見せいたします。
掲載した、各画像を雑誌、新聞などにご使用されたい方はお知らせ下さい。
マラソン当日は早朝、といっても7時からゲートが開きます。待機場所は都庁の周辺道路です。広すぎて位置が分からなくなるので、所々には大きな案内板が設置されてました
待機場所は、日頃は自動車が飛び交う都道や西口公園です。結構広いのですが、ランナーが1万人も集まるとどこに行ってもランナーだらけになります。あちこちで思い思いにスタートまでの準備をして待機することになりました。
待機場所のあちこちには、生理的現象を解消するための仮設トイレがズラーと並んでした。ここで排泄して、体調を整えてから出発です。しかし、トイレに並ぶのも大変です。寒い朝なので余計に尿意が高まります。
全国から参加したランナーは着替えやもろもろの手荷物を持ってきます。待機場所には知人や親戚は入れません。持ってきた手荷物を預かってくれるのがこの場所です。日本通運のトラックが待機していて、手荷物を専用のビニール袋に入れて渡すと、保管してくれて、ゴールまで先に搬送してくれるサービスをしてます。膨大な手荷物を番号毎に区分して引き受けていました。
東京マラソンは走ることだけが楽しみではありません。目立って走ることだけを目的にしたランナーも多いのです。目立った格好のランナーは、週刊誌やスポーツ新聞などで時々見かけられます。この人は忍者の格好をしていましたが、相当な費用をかけたのではないかと思われました。
待機場所にいるとカメラマンがランナーの勇姿を撮影してくれます。これは公認のカメラマンで、写真は有料であって、後日自宅に郵送されます。至れり尽くせりのサービスですが、どれも有料なのがシャクにさわるのです。この撮影サービスでは結構お客がついてました。
待機場所にいるとカメラマンがランナーの勇姿を撮影してくれます。これは公認のカメラマンで、写真は有料であって、後日自宅に郵送されます。至れり尽くせりのサービスですが、どれも有料なのがシャクにさわるのです。この撮影サービスでは結構お客がついてました。