お母さんと別れ、高円寺へ。
ASCの更なるレベルアップのため、高円寺の熱いイベント『ハート・トゥ・アート』にASCスタッフが集まって、勉強と称し遊びに行くことに。
といっても、藤永さんとブラザーとあたし、たった3人だったけども。
まぁ、みんな忙しくて、それぞれ事情があるのは知ってるし。
しょうがないかな~とは思うけども。
淋しいな~。
雲行きが怪しいなと思っていたら、高円寺に着いた辺で雨が降りだしてしまった。
ハート・トゥ・アートはメイン会場は建物の中なので雨天でも大丈夫だけども、サブ会場の方は公園内で行われている。
サブ会場は中止かなと思ったけど、テントを使ってなんとか大丈夫そうだった。
サブ会場で一番目をひいたのは、武田さんの作品だと思う。
パワフルでインパクト強のでっかい作品。
カラフルな色遣いが好きだ。
今まで気付かなかったけど、あたしASCで働き始める前から、武田さんに出会っていたんだ。
以前1度、ハート・トゥ・アートに行った時、作品のインパクトの強さに惹かれポストカードを1枚購入してた。
そのポストカードは今でも持ってるんだけど、武田さんだとは思ってなかった。
後々、藤永さんから武田さんの話を聞いてるうちに、会って話をしてみたいなぁ~と思ったのだけど、それより前に会っていたとは!
びっくりだよ。
サブ会場の公園を抜け、メイン会場へ。
順路をたどって、2階へ上がった。
一番気になったアーティストさんは、太田由美さんというかた。
若くて、小柄で、綺麗なかた。
なのに作品は、武田さん並にインパクト強い。
スペースいっぱいに広がる個性の空間。
絵の具で描かれた作品。
ポストカード2枚と、詩集を1冊購入し、作品をバックにご本人の写真も撮らせてもらった。
1階に降りると、にぎやかな音楽。
壁一面の絵。
オブジェ。
子供も画家になっちゃうお絵かきコーナー。
2階よりももっとパワフル。
しかもそのほとんどが若者と呼ばれる人たち。
ASCのイベントに比べ、ハート・トゥ・アートのアーティストさんたちは、若い方が多い。
よりイベントに力と未来を感じる。
ASCも、出展者を待つのではなく、光る才能を持つアーティストを発掘していかなければ。
もっと積極的に情報を集めないと。
ハート・トゥ・アートの問題点は、駅から遠いってことだと思う。
駅前には商店街が並んでいて場所的に難しいのだろうけど、会場が少し入り組んだところなので、通行人をターゲットにするには困難だ。
アートやフリマに興味があれば足を運ぶだろうが、そうではない人があえて住宅街の奥の方まで行くことはあまり考えられない。
以前は駅前でも店を出したりパフォーマンスをしてたのだけど、駅長が変わりそれもできなくなってしまった。
しかも今メイン会場で使われている建物も、管理者が替わるかもしれないと言うことで使えなくなるかもしれないらしい。
どんどん追いやられて開催場所を奪われてしまっている。
うちのイベントの場合、定期的に開催している場所はとても理解があり協力的である。
駅近だし、人通りも多い場所。
天気には祟られているが、場所には恵まれているのだ。
イベント開催側にとって、これは重要なポイントになる。
ハート・トゥ・アートの開催は難しくなってくるが、なくならないでほしいと願う。
数少ない、個性的で刺激的なアートイベントがなくなるのは淋しい。
同じイベント主催団体として、頑張ってほしいと思う。
高円寺『ハート・トゥ・アート』
http://www.heart-to-art.net/