受信機（テレビ）を設置していたらNHKと契約しなければならない？

NHKが、テレビ受信機を設置しているのに受信契約を結んでいない一般世帯4世帯に対して契約の締結とこれまでの受信料不払い分の支払いを求める訴えを起こしたそうです。

テレビがある場合には、受信契約をして受信料を払う必要があるという法律にはなっていますが、疑問に思うのは、どうやってテレビが設置されていることを確認したかという点です。

おそらくですが、これらの4つの世帯については、テレビはあるという点については認めているけれども、しかし契約はしないと言う主張をしていたのではないかということです。

もしかすると、テレビはあるが、NHKは見ていないからという理由で、契約や受信料の支払いを拒否していたのかもしれませんね。

しかし、これでは、放送法違反ということになってしまいます。

放送法64条には、協会の放送を受信することのできる受信設備を設置したものは、協会とその放送の受信についての契約をしなければならないとされています。