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LowBandSystems(RemoteFilters) 160m LPF

2016-10-20 10:10:24 | イベント
5月にDL-Hamradioに行ってきました。
行く前に、昨年集めたカタログを見直し、Low Band Systemsの160mのBPFを購入しようと決めました。
3.5-28MHzは4O3Aの3KW BPFを購入しています。1バンド399Euroもしますので、5バンド分(それにトリプレクサー1686Euro)で送料込みで4000Euro近くになり、しばらく迷いましたがバンド間の相互干渉が取り除ければ、と思い一大決心して購入しました。当時は、1.8MHzのBPFはラインアップされていなくて同軸トラップを使用していましたが、イマイチ他のバンドにインターフェアが出ていました。
そこで、こいつに白羽の矢を立てたわけです。

ケースに貼られている特性表


アルミの上ケースは一体構造になっていて、厚さ1cm近いアルミシャーシにネジ止めされています


1.8MHzになるとトロイダルコアを使用せざるを得ないのでしょうね




4O3Aフィルターより構造がシンプルです。コンデンサーはディスクセラミックを3枚パラレルにして使用しています。




社長のAndrey RA6LBSとは、DL-Hamradioの会場で色々突っ込んだ話をしました。カタログには1.8MHz用のBPFも載っていましたが、LPFの方が特性が良い(カットオフ周波数以上での減衰が多く取れる)と盛んに進められました。でもBPFも出来るというのでBPFを発注しました。
しかし、9月になって届いたのは『立派な』7MHz用LPF。これでは1.8では使えない至急対応して欲しいとのメイルを出すと、『なんてこった! こんなミスをした事は過去に無い。申し訳ない、至急オーダーされたものを送る』という返事が来ました。それから1ヶ月BPFでは無く、LPFが届きました。
特性を見る限り、1.8に関してはBPFもLPFもどちらでも目的は達成されますので、これを使用してみるつもりです。
1.8MHzで送信すると、
■ モニターに妨害が入り同期が取れなくなる→ビデオケーブルをトロイダルコアに巻いて解決
■ USBインタフェースに回り込んで送信しっ放しになる 色々やったが未だ完全解決には至っていません。

30mタワーから引き下ろしたλ/4スローパーを使用していて、SWRは1.3程度になっているのですが、コモンモードの回り込みだと思われます。本格的にアンテナ給電部と、アンプ出口にコモンモードフィルター(トロイダルコアを使用したRFチョーク)を入れたり本格的な対策をしてから、このLPFを入れて他のバンドへの影響がどの程度押さえ込めるか確認してみるつもりです。

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