初めての朝帰り

時間になりホテルを出る。

彼が朝ごはん食べようと
ファーストフード店へ入る。
街は暑い

会話は少ないけど
目があうと笑ってしまう。

食べてから駅へ向かい
電車に乗る。
車内でも手を繋いでいた。

乗り換え駅で別れた。

初めての朝帰り。

彼は私が食事を土曜日にしてと
言った時に検討しますと言って
それっきりだったけど
こういう事だったのかな？
そう言えば、パンツがキレイなパンツだった。

幸せでした

お部屋では沢山キスをした。

大事に抱いてくれた。

私がお婆ちゃんになっても
今日の事は忘れない。

彼の腕の中で眠り朝を迎えた。

電気を消して真っ暗なお部屋。
目が覚めたけど
彼の顔は見えない。

彼も目が覚めてる感じ。
真っ暗な中、少しづつ唇を重ねる。

彼は私が感じる所を確認しながら
ここ気持ちいいでしょ。
と攻めてくる。

今まで付き合った人は
こんなことはしてくれなかった。

いつかは別れることになるけど
彼の隣で笑って過ごしたい
そう思い始めている。

彼はなんと言って今日外泊したの？
そんな事は聞けない。

だけど早く帰さなきゃと思う。

始発で帰る？と聞くと
８時頃出れば平気だからと

あと数時間一緒にいられる。

初めてのこと

駅に向かう私。

彼が
「今夜は帰りたくないの」とかはないの？
とおどけて言う。

なにふざけてるの？

私は帰らなくても大丈夫だけど
彼がダメでしょ、帰らなくちゃ。

キレ気味に答える。

俺も帰らなくても大丈夫だから。

嘘よ。帰らなくちゃ。

本当に大丈夫だから。
だから、今夜は泊まろうよ。
坂上がっちゃおうよ。

そんな事言われたら。。。
断る理由なくなっちゃった。

じゃあ行こう。

ラブホに向かう。

今日は、子供達いないの。
花火大会の場所取りで。
言わなかったけど

これから朝まで一緒に過ごせるの？
今日はちょっとしか会えないと諦めていたから

初めての朝かえり。

結婚が早かったから
こんなこと、したことなくて。

短い食事時間

それから電車に乗りお店へ向かう。

だから、言ったじゃない。
食事に行くの金曜日じゃなくて
明日の土曜日にしようって。
一緒にいる時間が短いから。。

検討しますと言ってそれっきり。
忘れてるんだね。

電車に乗ったら
彼は空いてる席を探してくれた。
1時間待たせたからと
嬉しかったけど
ベビーカー連れのママに席を譲った。

彼に
遅れた事きにしてる？
と聞いた。

すまなそうな顔をしていて

せっかくこれから食事。
私、お昼抜いてたし。

仕事で遅くなったんだから仕方ないよ。
忘れていたとかなら怒るけど
本当に気にしないでと言った。

駅に着きお店へ向かう。

人混みで前に進めない。

彼と一緒手を繋いだ。

間も無く２１時。

彼を遅くは帰せない。
軽く食べたら帰ろう
と心に決めていた。

22時過ぎには食べ終えて
お店を出た。

さぁ、帰ろう。と私。

彼は23時半位まで終電あるからと言うけど
急に帰宅が遅くなるとかは
バレやすいし
あなたを遅くは帰せないからと駅へ向かう。

金曜日のこと

金曜日の夜にご飯を食べる約束をしていた。
翌日はお互いに休み。

待ち合わせは19時。
定時退社を目指して今週は残業していたことを
私は知ってる。
遅くまで仕事して体が心配だった。
水曜日の定時退社の日も働いていた。

待ち合わせより少し早めに着いて
彼にラインをした。
「待ち合わせ場所に着きました。急がなくていいから」
仕事中は電話は使えないから既読にはならない

待ち合わせ時間になっても来ない。
やっぱり忙しいんだ。
の反面、まさかのすっぽかし？と不安もよぎる。

19時半になった。

変な奴に声かけられた💢
仕事紹介しますよって。
もちろん断る。

お店に遅れると電話した。

19時45分。
スマホが鳴る。
知らない電話番号。
誰？？

彼からだった。

ごめんね。
今、仕事を上がった。
これから行くから。

お疲れ様。
待ってるから、急がなくていいからね。
と言った。

それから１５分位して彼が来た。

すまなそうな顔をして。

さぁ、行こうか。