生鮮食品や加工食品には賞味期限があり、これはおせち料理についても言えます。
特にいろいろな食材が入っているおせち料理の中身は賞味期限がバラバラですから、作り置きができません。
そこで、多くの場合100個程度を目途に予約販売をする場合が多いようです。
予約販売の理由のひとつは食材を無駄に仕入れないということもありますが、売れ残りがないようにということもあるでしょう。
しかし、多くの予約を見込んでいるとつくり過ぎる、つまり売れ残ることがあります。
ただし賞味期限内である場合は、訳ありおせち料理になるようです。
この場合、売れ残りではなく、予約を見込んで余分に作った在庫商品なら安心できそうです。
それは、売れ残りはすでに調理されたものであるのに対し、在庫商品は余った食材を消費するために作るからです。
安全な売れ残りおせち料理を格安に入手するタイミングは12月の最終週を狙え!というのが基本のようです。
それは12月の大晦日を過ぎるとおせち料理の意味がなくなるからで、したがって予約販売を早くから受け付けていても、実際の販売は31日というのが通例です。
12月の15日にはまだ売れ残りおせち料理は出回らないでしょうが、予約期限が過ぎてからのおせち料理を狙えば、安全でおいしいおせち料理を格安で入手できそうです。
ちなみに、それでも売れ残った場合は当然廃棄処分になるでしょう。