Aztec Cameraのファーストアルバム“High Land,Hard Rain”に収録されているこの曲。
ただメロディーだけ聴いてると、冬の曲には聞こえない。
歌詞もとってもポジティブな感じです。
“Chance is buried just below the blinging snow”
Aztec Cameraのアルバムはどれもとっても思い入れがあって大好きなのですが、結構このファーストを名盤としてあげる人が多いですよね。特にネオアコの代名詞みたくなってるし。
確かに曲のポップさ、清涼感、歌詞やAztec Cameraがでてきた頃の音楽シーンなんかからネオアコというくくりになるのかな?
でもネオアコというくくりをされているせいで、損している部分も多々あるような気がしますが・・・。
ジャンル分けって便利なようで、いつの間にか自分の聴く音楽を限定しているんじゃないか??と思うことが時々あります。
Franz Ferdinandですよ。けっしてCastのWalk awayではないです(笑)
おととい、昨日と縁あってライブを堪能させていただきました。
演奏の上手い下手は置いといて、旬なバンドのノリというか、勢いというか、今だからこそ見られたといっても過言ではない、とってもおいしいGigだと思いました。ごちそうさまでした。
いくら私がここで生Franzのよさを語ったところで、全部が伝わるものではないし、
私という変なフィルターを通すとかえって良さが伝わらないと思うので、この辺でやめときます。
ところで、ライブ見てとても気になることがひとつ。
彼らはグラスゴー出身とよく書かれてますが、結成がグラスゴーというだけなの?
あのしり上がりな感じの英語が聞けると思ったら、普通でがっかりした(苦笑)
もしほんとにぐらすべいじあんだったとしたら、お育ちが良いからなのでしょうか?
しかも同時に思い出すのがSainsbury's(UKのダイエー)と、Jamie Oliver(料理人)ですよ。
CMの影響もあるけど、シェアしてた西班牙人の子がよくこの曲を大音量でかけていた。
アレは紛れもなく寒い冬だった。
Jamie Oliverといえば、だんだん体型が横に広がってきていることで、自分の料理がいかに高カロリーかを証明しているけど、Naked Chefをはじめてみたときは、かなりの衝撃だった。
こんな料理番組があっていいのかと!!
何しろべちゃくちゃ喋り捲り。しかも料理の中に絶対つばが入ってるってぐらい容赦なくしゃべる。
そしてハーブをちぎりまくる。レモンは手で絞る。種なんてちょっとぐらい入っても気にしない。
盛り付けだって豪快だ。肉や野菜がちょっとぐらい焦げても気にしない。
お菓子だってかなりの目分量で砂糖や粉をボールどんどんに放り込んでいく。
とここまで書くととんでもない料理を作りそうだけど、出来上がりは結構まともでおいしそう。
実はレシピ本を五冊ぐらい持ってますが、パスタなんぞはなかなかおいしい♪
そんなJamieだが、自分でバンドもやっていて実はかなりの音楽好き。
このCDは彼が曲をセレクトしたと言う事になってますが、何となく分かる選曲(というか
バンド選び)です。
確実にマッドチェスター潜り抜けて来てますな。なんだか親近感沸きます。
Robert Carlyleと言う俳優をご存知だろうか?
消して目立つ存在ではないし、いい男でもないのだが、一度見たら忘れられない
味のある演技をする。思い浮かばない方は「Trainspotting」のベグビー役や
「Full Monty」と言うと思い出す方も多いと思います。
そのRobert Carlyleが主演している作品の中に「Face」というのがあります。
紆余曲折あり泥棒家業で生計を立てている一人の男を描いているこの映画で
ありますが、ストーリー的にはどこかで見た感じが否めない。
しかーし、Robertはここでもとても良い演技をしているのですよ。
楽とはいえない人生を背負った哀愁ある、どこか頼りないけどほおって置けない
タイプの、いわゆるダメ男を好演しております。
ところで、別に今日は映画の紹介ではないので音楽の話に戻りますが、
この「Face」という映画に使われている音楽がなかなか面白いのです。
タイトルのOn and onという曲が映画のクライマックスで印象的に使われてます。
Crispin Huntというちょっと変わった人の率いていたLongpigsは、結局は大ブレークは
しませんでしたが、ソングライティングも優れていたと思います。
彼の歌う歌詞は情熱的で、美しいメロディーにあわせて感情をストレートに表現
する歌声は、心にすーっと響いてきます。
Radioheadのフォロワーなどとよく言われていましたが、私はまったく別物だと思います。
曲のタイトルだけ書いても分かる人がこの世に10人ぐらいしかいないと思うので(嘘)、
最初に書いちゃうけどThe Rainbandの曲です。
この人たち、元SussedのRichard Nancollisと、元何とかの○○くんが(←いい加減
でごめんなさい。調べようと思ってHPに伺ったら閉鎖してました。解散したの?
お兄さんたち?)結成したこのバンド。
Sussedといえばdead dead goodというCharlatansが初期に出していたレーベル
(というか、事務所が同じだったんだよね。)から数枚シングルをリリースしており、
ちょっとブリットポップの波に乗り遅れた時期というのもあり、なんとなくフェイドアウト。
そしてこのRainband。いまだにスティーブ・ハリソンが一枚かんでます。
イギリスも日本と同じでバンドを売ろうと思ったら、プロモーションにいかに金をかけるか
が大きいんだけど、シャーラが金盗まれたのがいけなかったんでしょうか?
タイトルの曲はまさにマンチェサウンドを受け継ぐGroove感をもつ、なかなかの一品に
仕上がっております。好き嫌い分かれるとは思いますが。
RosesのBegging youみたいなのがお好みの方はお勧めです