『シャッター・アイランド』

　さて、昨日観た映画の話でも・・・・、と思えど・・。
観た映画が『シャッター・アイランド』ではねぇ・・・・。
書けることも少なくなるってものですよね。

　とにかく、“超吹き替え版”はとても良かったですよ！！
これまで、洋画は必ず字幕版を選んで観てきましたが、
この映画で、この声優さんで、この監修は、とても良く合っていました。
始まるまでは、ディカプリオが日本語をしゃべり出す、ということに
大変違和感を感じていたのですが、さすが声優さん。
まったく妙な雰囲気を感じさせない吹き替えでした。

　まず、この時点でこの映画は「大満足！」の域に入っていたのですが、
いやいや。内容もおもしろかったですねぇ。
『シャッター・アイランド』の公式HPに入ると、“まだ観ていない方への
謎解きの手引き”のようなものができていますが、あれは読まない方が
楽しめるのではないかなぁ。私がミステリ慣れしているのか、
製作された方々が細やかなのかは判断ができませんが、
観る前にあれを読んでしまうと、ちょっと映画の進行の方向が察せてしまうのでは
ないかと思います。私は予備知識ほぼ無し(CMで予告を見たくらい)で
挑みましたが、あちらこちら違和感を覚えるところは沢山あって、
その違和感の理由まで細かく考えていけば、結構道筋は読めます。
けれど！ストーリィがなんとなく分かってしまっても、この映画は
十二分に面白い！主人公の記憶の中は、ぎょっとするシーンも多く、
私の右斜め前に座った女の子は、よく「ひっ！」とか「わっ！！」とか
声が出ていましたねぇ・・。でもホラーではないですから。

　何に置いても、大満足の期待以上！な映画でした。