竹林亭白房

小春志(こはる改メ)「蒟蒻問答」★落語

□本日落語二席。
◆十一代目金原亭馬生「安兵衛狐」(寄席チャンネル『粋 らくご』)。
お江戸日本橋亭、平成30(2018)年5月9日(「扇遊・馬生ふたり会」)。

◆立川小春志(こはる改メ)「蒟蒻問答」(BS日テレ『笑点』特大号第456回)。
浅草公会堂、令和5(2023)年5月5日(「談春浅草の会-真打昇進予行演習-」)。
実のところ、『笑点』特大号のOAで、「蒟蒻問答」一席を完全版として流したわけではない。師匠立川談春との挨拶の舞台とあわせて、この高座の様子がちょっとだけ映された。でも、こはるが初めて小春志を名のった高座を目にした記念として、今日はこれを聞いたということにしておきたい。完全な高座はまたどこかで聞けることもあるだろう。

それにしても、小春志とはなかなか重みのある名だ。師匠の「春」と大師匠立川談志の「志」がともに入っている。立川流で、師匠と大師匠談志の名を二つ兼ねた落語家はたぶんいないのでは。もし、ここから「小」の字が取れたら、もっと重厚な名になるのだが、師匠談春にそのつもりはあるのだろうか。それとも、何年かしたら、周囲の誰彼がそうせよと言うだろうか。そんなことがあれば、ぜひ見届けたいものだが、自分の寿命がそこまでもたない気がする。

ところで、立川流は、談志家元存命中と同じように、今でもあの真打昇進試験をやっているのだろうか。
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