□本日落語一席。
◆柳家喬太郎「午後の保健室」(BS11『柳家喬太郎の笑って免疫力UP!寄席』第二夜)。
BS11スタジオ、令和2(2020)年5月5日収録(7月7日OA)。
スタジオ内無観客で、聞くのがスタッフだけというのは、昨日聞いたNHK総合『桂文珍の演芸図鑑』と同じ。ただ、『演芸図鑑』の場合は、演者の正面にある客席に座って自然に反応しているようだが、こちらのBS11の場合だと、スタッフは演者の前にいるのでなく、舞台袖かどこかすこし離れたところに数人がいるらしい。
◆柳家喬太郎「午後の保健室」(BS11『柳家喬太郎の笑って免疫力UP!寄席』第二夜)。
BS11スタジオ、令和2(2020)年5月5日収録(7月7日OA)。
スタジオ内無観客で、聞くのがスタッフだけというのは、昨日聞いたNHK総合『桂文珍の演芸図鑑』と同じ。ただ、『演芸図鑑』の場合は、演者の正面にある客席に座って自然に反応しているようだが、こちらのBS11の場合だと、スタッフは演者の前にいるのでなく、舞台袖かどこかすこし離れたところに数人がいるらしい。
で、とくに忖度もなしにスタッフは聞いているようなので、けっこうリアルに芸の反応が感じられる。つまり、積極的にスタッフの反応する声を拾っていないので、あまりおもしろくなければ、画面のこちらがわには、その反応がまったく伝わらない。そして、おもしろければ、笑いが漏れ伝わるというぐあいだ。
落語・色物と、数席の演芸を聞いてきたが、スタッフの笑いが漏れ伝わりまくったのは、この喬太郎の一席が最高だった。さすがである。
演者は、このOAを視聴するのかどうかわからぬが、自分の反応と人の反応の相違がはっきりわかると、それはそれでけっこう酷なものがあるかもしれない。
演者は、このOAを視聴するのかどうかわからぬが、自分の反応と人の反応の相違がはっきりわかると、それはそれでけっこう酷なものがあるかもしれない。
「午後の保健室」は一度聞いてしまうと、あとは予定調和で、初めて聞いたときのインパクトはないが、それでもおもしろい。演芸とはそういうものかなとも思うし、喬太郎の落語にはその手のネタがわりと多いようにも思う。