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竹林亭白房

一朝「淀五郎」★落語

□本日落語一席。
◆春風亭一朝「淀五郎」(衛星劇場『衛星落語招待席』)。
紀伊國屋ホール、令和4(2022)年11月30日(第689回「紀伊國屋寄席」)。
昨日、同落語会での三遊亭白鳥の高座を聞いたが、実際に公演でも白鳥のあとにこの一朝があがってトリとなっていたらしい。「あいつのあとにあがるのはいやなんだ」と言っていた一朝のひと言がおかしい。

ところで、淀五郎が中村仲蔵のところへ暇ごいに行ったときの噺。中村仲蔵は、家の者に、しばらく近づくなと。そして、酒の用意をさせておき、必要になったら手を叩くからと。しかし、手を叩く場面は出てこなかった。

この落語は、中村仲蔵から稽古をつけてもらったあと、酒を勧められるも、早く帰って稽古のおさらいをと言って酒肴をことわる、……という展開だったように記憶している。
でも、今日聞いた一朝の一席では、淀五郎が酒肴をことわるという台詞は出てこなかった。

これは、もしかすると、淀五郎は中村仲蔵宅で、いったん酒を飲んで心を落ちつけ、帰宅後、翌日の芝居の稽古に励んだということか。もしかして、一朝が台詞を飛ばしてしまったのかもしれないが、淀五郎飲酒説(ここで命名)のほうがおもしろいかもしれない。
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