□本日落語一席。
◆柳家さん光(現福多楼)「浮世床」(衛星劇場『衛星落語招待席』)。
紀尾井小ホール、令和5(2023)年5月26日(紀尾井らくご「柳家権太楼独演会」)。
「本」の「浮世床」。さん光(福多楼)の演る本読みの男は、「近ごろ、御隠居のところで字を教わっているから、本を読めるんだ」と言っていた。これは、あまり聞かない型のような気がするが、どうだろう?
マクラで、警察官に職質を受けた噺をしていた。職質を終えて警察官曰く、「足留めさせて、ごめんね、おじさん」と。なんだかネタのようにも聞こえるが、「おじさん」は、さん光の前座名である。さん光もボソッと「前座名の……」と言ったが、客たちにはわかっていただろうか。大きく反応した人が二割はいたように聞こえたが。
ちなみに、自分は、おじさん時代のさん光の落語を二度聞いている。そのうち、一度は2013年に新宿末廣亭(8月下席)での生高座だ。そのときの演目は「つる」。
◆柳家さん光(現福多楼)「浮世床」(衛星劇場『衛星落語招待席』)。
紀尾井小ホール、令和5(2023)年5月26日(紀尾井らくご「柳家権太楼独演会」)。
「本」の「浮世床」。さん光(福多楼)の演る本読みの男は、「近ごろ、御隠居のところで字を教わっているから、本を読めるんだ」と言っていた。これは、あまり聞かない型のような気がするが、どうだろう?
マクラで、警察官に職質を受けた噺をしていた。職質を終えて警察官曰く、「足留めさせて、ごめんね、おじさん」と。なんだかネタのようにも聞こえるが、「おじさん」は、さん光の前座名である。さん光もボソッと「前座名の……」と言ったが、客たちにはわかっていただろうか。大きく反応した人が二割はいたように聞こえたが。
ちなみに、自分は、おじさん時代のさん光の落語を二度聞いている。そのうち、一度は2013年に新宿末廣亭(8月下席)での生高座だ。そのときの演目は「つる」。