□本日落語一席。
◆桂雀々「動物園」(衛星劇場『衛星落語招待席』)。
東京大手町三井ホール、令和4(2022)年6月12日(「落語ドマーニ」-ひるの会-」)。
この落語会の出演者は、他に柳家喬太郎と三遊亭兼好で、雀々のあとに出番が続いている。マクラで雀々は自分が二番めの出番だということで二ツ目みたいなもんですよと言った。そうして、謙譲の精神から選んだネタがこの「動物園」だったのだろうか。確かに、「動物園」は所謂前座と言われるようなものである。でも、師匠格の演る前座ネタは実に興味深くおもしろい。
虎の皮を着る所作など、ずいぶんと芸が細かい。雀々ほどにもなると、これまでに「動物園」は何百回となく演っているんじゃないだろうか。そういったなかで、きっとアップデートされていった所作なのだろう。
落げは、誰もがよく知るものだが、「園長の前田って呼んだらあかんって言うたやろ」という、ちょっと変化球のものだった。良いんじゃないだろうか。
◆桂雀々「動物園」(衛星劇場『衛星落語招待席』)。
東京大手町三井ホール、令和4(2022)年6月12日(「落語ドマーニ」-ひるの会-」)。
この落語会の出演者は、他に柳家喬太郎と三遊亭兼好で、雀々のあとに出番が続いている。マクラで雀々は自分が二番めの出番だということで二ツ目みたいなもんですよと言った。そうして、謙譲の精神から選んだネタがこの「動物園」だったのだろうか。確かに、「動物園」は所謂前座と言われるようなものである。でも、師匠格の演る前座ネタは実に興味深くおもしろい。
虎の皮を着る所作など、ずいぶんと芸が細かい。雀々ほどにもなると、これまでに「動物園」は何百回となく演っているんじゃないだろうか。そういったなかで、きっとアップデートされていった所作なのだろう。
落げは、誰もがよく知るものだが、「園長の前田って呼んだらあかんって言うたやろ」という、ちょっと変化球のものだった。良いんじゃないだろうか。