竹林亭白房

五代目桂文三「稽古屋」★落語

□本日落語一席。
◆五代目桂文三「稽古屋」(NHK大阪放送局『とっておき!朝から笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和4(2022)年3月10日収録(第423回「NHK上方落語の会」)。
米團治の演る「稽古屋」の長唄(舞踊)の唄や所作は妙に巧いが、故五代目桂文枝の言によれば、町中で稽古屋を開いている師匠というのは、言わば玄人崩れがやっているものだから、さほど巧みな芸の演じ手ではないのだから、そんなに巧く演ることはないとのことだった。

そこへいくと、この文三の「稽古屋」の師匠くらいの感じが調度良いのではないだろうか。文三は、このネタを師匠五代目文枝から直接つけてもらったのだろうか。もしそうだとすると、あの師匠の言葉を確かに聞かされたはずだと思うのだが。そういえば、桂文珍の演る「稽古屋」も調度良い加減ではなかったか。五代目文枝のDNAは弟子たちに確と引き継がれているということなのだろう。
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