竹林亭白房

『川柳マガジン』2023年7月号★川柳

本日は月間『川柳マガジン』発売日。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

◎腫れ物にさわってほしいときもある
(月刊『川柳マガジン』2023年7月号/ベスト柳壇※課題「物」/佳作/桒原道夫選)。

◎色男底引き網のように去り
(月刊『川柳マガジン』2023年7月号/クラブ誌上句会※課題「モテる」/人/浜知子選)。

◎難題は棚上げにしてまず酒宴
(月刊『川柳マガジン』2023年7月号/※課題=添付画像/佳作/山野茶花子選)。

◎一文字も読めず職人胸を張り
(月刊『川柳マガジン』2023年7月号/江戸時代吟※課題「暗」/佳作/佐藤孔亮選)。

「腫れ物」があるときは、自分からけっして「さわってほしい」とは言えないものです。周囲の人々は遠巻きにして誰も近づいてこないとき、実は「さわってくれないものか」と、そんなふうに思うこともあるのではないでしょうか。

□本日落語一席。
◆三遊亭遊七「鰻釣り」(寄席チャンネル『鮮 あざやか』)。
東京新宿イベントスペース無何有、令和5(2023)年2月28日( 三遊亭遊七独演会「夢みる長屋」#11~古典強化月間~)。
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