竹林亭白房

雀太「らくだ」★落語

□本日落語二席。
◆桂雀太「らくだ」(寄席チャンネル『上方百景』)。
国立演芸場、令和5(2023)年7月8日(「桂雀太独演会」)。
雀太は、らくだを湯灌するところまでとしてとくに落げをつけることもなく切って終えた。この高座は自身の独演会だから、当然時間の裁量の問題でなく、雀太の考えで完演しない構成としたのだろう。ちょっと残念な気もするけれど、また今後の高座でその意味がわかるとよいと思う。

紙屑屋と弥猛(やたけた)の熊五郎がらくだの死骸を持って、家主のところへ行った際、熊五郎が家主に向って「これで七十五日寿命縮めえ!」と言った。
さて、これは、ギャグだったのか、それとも雀太が言い間違えたのか、どっちかわからず気になった。

紙屑屋がはじめに大家のところへ行って、もし言い分を聞いてくれなかったら、らくだの死骸を持ってきて死人にカンカン躍りさせますと言ったとき、大家がそんなもん見たことないから、初もん見たら寿命が七十五日延びる言うから、見せてもらおうと言ったことに対する熊五郎の台詞なのだが……。

◆春風亭昇太「看板の一」(NHK総合『新春生放送!東西笑いの殿堂2024』)。
新宿末廣亭、令和6(2024)年1月3日生放送。
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