□本日落語一席。
◆五街道雲助「猫定」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和4(2022)年11月30日(第653回「TBS落語研究会」)。
めずらしい噺ということになるのだろうか。ただし、そこそこの落語ファンなら誰でもが知っているような著名なネタである。しかし、どれだけの頻度で誰によって上演されているのかというと、大阪に住んでいる自分にとっては、とくに不明である。
そして、自分も含めて、この有名に落語を知っているのは、何をおいてもまず六代目三遊亭圓生の口演だろうと思う。自分も「猫定」この圓生でしか聞いたことがなかった。だから、今回雲助でこれを聞くというのは、当代の落語家では初めての体験だった。
ちなみに、平成21(2009)年8月27日の第494回「TBS落語研究会」では、六代目圓生を追悼する会だったものか、出演者がみな圓生の得意ネタを演じた。このなかで、柳家さん喬が「猫定」を演じているようなので、ぜひ一度OAしてほしいものである。
芝居噺のような、怪談めいたような、いったいこの噺の原話は何だろう。もちろん小噺本に出てくるような内容ではない。もしかすると、漢籍にでももとがあるのだろうか。
◆五街道雲助「猫定」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和4(2022)年11月30日(第653回「TBS落語研究会」)。
めずらしい噺ということになるのだろうか。ただし、そこそこの落語ファンなら誰でもが知っているような著名なネタである。しかし、どれだけの頻度で誰によって上演されているのかというと、大阪に住んでいる自分にとっては、とくに不明である。
そして、自分も含めて、この有名に落語を知っているのは、何をおいてもまず六代目三遊亭圓生の口演だろうと思う。自分も「猫定」この圓生でしか聞いたことがなかった。だから、今回雲助でこれを聞くというのは、当代の落語家では初めての体験だった。
ちなみに、平成21(2009)年8月27日の第494回「TBS落語研究会」では、六代目圓生を追悼する会だったものか、出演者がみな圓生の得意ネタを演じた。このなかで、柳家さん喬が「猫定」を演じているようなので、ぜひ一度OAしてほしいものである。
芝居噺のような、怪談めいたような、いったいこの噺の原話は何だろう。もちろん小噺本に出てくるような内容ではない。もしかすると、漢籍にでももとがあるのだろうか。