□本日落語一席。
◆柳家三三「安兵衛道場破り」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和4(2022)年5月30日(第647回「TBS落語研究会」)。
初めて聞くが、もとよりこれは講釈ネタである。赤穂浪士の一人堀部安兵衛が、まだ堀部金丸の娘婿になる依然の、中山安兵衛だった時代の噺。
ところで、敬愛する立川談志家元が、生前に残した言葉で「落語は、忠臣蔵で討入りした四十七士じゃなく、逃げてしまった残りの赤穂藩士二百五十三人が、どう生きるかを描くもんだ」と言ったものがある。してみると、このように、堀部安兵衛を落語として語るのはどうなんだろねという気がしなくもないが、家元がこれを聞いても、まあ、いいんじゃねえかと言いそうな気もする。
芝居などを見ないので、そういった方面での堀部安兵衛の描かれかたをあまり知らないが、三三ま語る安兵衛は、軽妙洒脱といった人柄だった。
◆柳家三三「安兵衛道場破り」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和4(2022)年5月30日(第647回「TBS落語研究会」)。
初めて聞くが、もとよりこれは講釈ネタである。赤穂浪士の一人堀部安兵衛が、まだ堀部金丸の娘婿になる依然の、中山安兵衛だった時代の噺。
ところで、敬愛する立川談志家元が、生前に残した言葉で「落語は、忠臣蔵で討入りした四十七士じゃなく、逃げてしまった残りの赤穂藩士二百五十三人が、どう生きるかを描くもんだ」と言ったものがある。してみると、このように、堀部安兵衛を落語として語るのはどうなんだろねという気がしなくもないが、家元がこれを聞いても、まあ、いいんじゃねえかと言いそうな気もする。
芝居などを見ないので、そういった方面での堀部安兵衛の描かれかたをあまり知らないが、三三ま語る安兵衛は、軽妙洒脱といった人柄だった。