□本日落語一席。
◆林家あんこ「北斎漫談」(寄席チャンネル『鮮 あざやか』)。
東京すみだ北斎美術館、令和5(2023)年11月5日(「絵師はつらいよ 北斎卍落語」)。
演題は「北斎漫画」をパロディにしたものだろう。手製のフリップを使って、葛飾北斎と娘応為のあれこをおもしろおかしく語っていた。
たとえば、北斎の描いた浮世絵が二枚で16文などと興味深い蘊蓄があった。16文は「時そば(時うどん)」で語られるあの16文だ。北斎の絵二枚がそば(うどん)一杯分なのかと思うと、いささか感慨深い。
また、娘の応為は仙人になりたくて、ある種のキノコを服用していたらしい。これは、応為が仙人になりたがったという逸話より、ある種のキノコを服用することで仙人になれるという俗信が当時あったということのほうが興味深い。これは、また宿題にしておこう。
◆林家あんこ「北斎漫談」(寄席チャンネル『鮮 あざやか』)。
東京すみだ北斎美術館、令和5(2023)年11月5日(「絵師はつらいよ 北斎卍落語」)。
演題は「北斎漫画」をパロディにしたものだろう。手製のフリップを使って、葛飾北斎と娘応為のあれこをおもしろおかしく語っていた。
たとえば、北斎の描いた浮世絵が二枚で16文などと興味深い蘊蓄があった。16文は「時そば(時うどん)」で語られるあの16文だ。北斎の絵二枚がそば(うどん)一杯分なのかと思うと、いささか感慨深い。
また、娘の応為は仙人になりたくて、ある種のキノコを服用していたらしい。これは、応為が仙人になりたがったという逸話より、ある種のキノコを服用することで仙人になれるという俗信が当時あったということのほうが興味深い。これは、また宿題にしておこう。