□本日落語二席。
◆三遊亭圓輔「寝床」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京虎ノ門ニッショーホール、令和2(2020)年2月14日収録(第728回「NHK東京落語会」)。
自身は三代目桂三木助一門であった(三木助没後四代目三遊亭圓馬門下に移籍)が、昭和の名人八代目桂文楽が得意とした「寝床」を、黒門町に捧げる意味でかけてみるとのことだった。さて、圓輔は「寝床」を黒門町に習ったのだろうか。とくにそのへんのところは語っていなかった。
しかし、黒門町存命中は、他の落語家が遠慮してあまり「寝床」を演らなかったということだから、圓輔も師匠だった三木助に稽古をつけてもらったということは考えにくいか。
◆三遊亭圓輔「寝床」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京虎ノ門ニッショーホール、令和2(2020)年2月14日収録(第728回「NHK東京落語会」)。
自身は三代目桂三木助一門であった(三木助没後四代目三遊亭圓馬門下に移籍)が、昭和の名人八代目桂文楽が得意とした「寝床」を、黒門町に捧げる意味でかけてみるとのことだった。さて、圓輔は「寝床」を黒門町に習ったのだろうか。とくにそのへんのところは語っていなかった。
しかし、黒門町存命中は、他の落語家が遠慮してあまり「寝床」を演らなかったということだから、圓輔も師匠だった三木助に稽古をつけてもらったということは考えにくいか。
今回圓輔の演ったものは、誰も義太夫を聞きに来ないという旦那がへそをまげた際に、番頭がそれをとりなすというプロットのないものだった。さて、これは黒門町の型だったのだろうか、ちょっと古いレコードなどで確認してみたい。
圓輔は、「寝床」を生涯で十二三回くらいしか演ったことがないので、上手くできるかどうかとマクラで言った。圓輔の落語家人生は六十二年である。平均的に言って、五年に一回くらいしか演っていないということか。今回、「寝床」を演ろうと思ったあたりの理由をちょっと聞いてみたい気がした。
◆『笑点』大喜利:桂歌丸(司会)/三遊亭小遊三・三遊亭好楽・林家木久扇・春風亭昇太・六代目三遊亭円楽・林家たい平(BS日テレ『笑点 火曜なつかし版』)。
後楽園ホール、平成24(2012)年4月1日OA(『笑点』第2308回)。
後楽園ホール、平成24(2012)年4月1日OA(『笑点』第2308回)。