竹林亭白房

歌司「お化け長屋」★落語

□本日落語二席。
◆三遊亭歌司「お化け長屋」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
令和2(2020)年6月28日収録(7月12日OA)※無観客。
めずらしく途中で切らない「お化け長屋」である。途中で切らず、ずっとさきまで演る型にもいくつかあるが、今回歌司が演ったのは、五代目古今亭志ん生・古今亭志ん朝・立川談志が演った、越してくる男の友だちが、男を驚かせるというもの。

また、落げは、志ん朝・談志が使った「この幽霊には骨がある」だ。歌司は、このどちらかに稽古をつけてもらったのだろうか。一席前のオープニングトークでは、志ん朝の思い出話をしていたから、志ん朝に教わったのかもしれない。または、直接教わってなくても、リスペクトの気持から志ん朝の型をおぼえたのかもしれない。

それにしても、この志ん朝と談志が使ったという落げは、いったいどちらかが考えたものなんだろう。または、この二人の前に考えた落語家がいたのだろうか。
発想の順としては、志ん朝の考えたものを談志が演るとはちょっと考えにくいものがあるが。

◆柳家はん治「妻の旅行」(テレ朝チャンネル2『ABEMA寄席』)。
令和2(2020)年8月1日OA※5月20日AbemaTV生配信。
桂三枝(六代文枝)のネタだ。はん治は、よく三枝(六代文枝)の創作を演るようだ。自分は以前に「背なで老いてる唐獅子牡丹」を聞いた。
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