人生中間地点。

バイクをメインに、
個人的な趣味や日常を記録。

伊予国。

2018-09-20 | バイク
何年ぶりだろうか、、伊予国。

初めて四国に渡ったのは小学5年生の頃、
野球部の遠征で訪れたのだが、そのときの記憶はほぼゼロ。
2回目に訪れた二十歳のときも、友達とドライブで来たのだが
夜だった為、景色や街並みなどの記憶は皆無である。

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朝5時起床。

K氏との待ち合わせは5時45分。
この旅の為に購入したインカムのペアリングを済ませ
朝靄が残る田舎道を港へ向かう。
ロンツーの始まりである。

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途中、対向車線を2台のオフ車とすれ違う。

ピンクのヘルメット!?・・・

M師である(笑)。

こんな時間にすれ違うとは...レアのケースだな。
(手を降ってるし(笑))





それにしても、こんなに早起きしてバイクに乗ったのも久しぶりだ。

海沿いの道も、潮風と登る朝日がかなり心地よく、
夜明けのツーリングもたまには良いかな...と思う。
(たまには...である。いや、年に1〜2回で良いかな...(笑))



港へ到着。



同じ船で四国へ渡るライダー達も集まっていた。



出航。

早い起床だったため、何も腹に入れておらず...
船内の自販機でカップラーメンを買ってブレックファーストとした。



しかし、睡眠不足のうえ船の揺れ、ラーメンの臭いで
乗船約20分で、まさかの船酔い(汗)。

甲板に出たり、写真を撮ったりと、
気を紛らわせようとしたが、一向に回復せず、、、
「おんせん県おおいた」のロゴマークが
ゲロる為にある桶に見えてしかたなかった。(ゴメンネ...)



その後船内の戻り、トイレに駆け込んでみたものの全て使用中。
(やばい! キラキラが出てしまいそうだ!!)
やむをえず隣のオムツ替えルームに避難。
この部屋、かなり狭いのだが、
そのせいで冷房がかなり効いており
ものの10分ほどで体調が回復!!
船にこんな魔法の部屋があるとは
吐かずに船旅の洗礼を乗り越えることができた。



下船。

しかし試練は続く。

先に下船した私は港出口でK氏が出てくるのを待っていたのだが、
一向に出てくる気配がない。

バイクを停め、船の下船口を確認しに行くと
M氏がバイクを押しながら出てきた。

「第二の試練か...」と思いながら近ずくと
エンジンがかからないらしく、バッテリーも弱くセルの周りが悪い。



こうなると原因がバッテリーの一時的な容量低下であることを願うしかない。

とりあえず、近くにケーブルを持っていそうな人を探す。
すると近くに軽トラに乗ったおいさんを発見。
M氏が尋ねてみると、
なんと家まで取りに戻ってくれるらしい。

「神だ」

さすがはストレスオフ県ランキング第1位の愛媛県。
女性だけではなく男性もおおらかで優しい県民性のようだ。

数分後、戻ってきたおいさんからケーブルを借りエンジンをかけてみると

バァオオオオーーーーンンンン!!!!

死人も蘇るほどの爆音で復活!!

こうして、やっとロンツーが始まるのであった(笑)。

つづく。



p.s.

バイクを運転するのに、メガネorコンタクトレンズが必要なのだが
信号待ちなどでスマホを見ると、近すぎてボヤケてしまう...。
赤信号の短時間でメガネを外すのも難しいし、
ましてやコンタクトレンズを外す訳にもいくまい。
なので今、跳ね上げ式のメガネを探しているのだが数が少なく、
気に入ったデザインのものも少ない...
どこぞの誰か、作ってくれないかな...。

久々の出番。

2018-09-13 | バイク
ツーリングバッグやタイヤ交換など、
きたるロンツーに向け、着々と準備を進めているなか、
今回はヘルメットにビデオカメラを装着してみる。

以前、衝動的に新品で『Go Pro』を買ったのだが、
使用したのは2回だけという三歳児並みの飽きっぷりで
冬眠状態だった『HERO 4』を久々に引っ張りだしてみた。

この手のカメラは、小さいくせに結構なお値段なのだが、
本体以外にバイク電源はもちろん、
アダプター類やSDカード、予備バッテリーなども必要になり
すべてを買い揃えると6〜8万円くらいの出費は覚悟しないといけないのだが、
バイク以外でも使える為か人気はあるようだ。

現に、最近はこのような電子機器は必須アイテムになりつつあり、
「まずはマフラー!!」だった時代から、
今ではインカムやGoProを真っ先に購入するライダーも多い。

私もインカムの必要性は大いにあると思う。
仲間とおしゃべりしながらツーリングできれば楽しいし、
「ちょっとトイレ!!」や「ガソリンスタンドに寄って!!」など、
急な用事も仲間に知らせることができる。
ソロライダーでも、ナビやレーダー、
電話などで使用している方も多いようだ。

しかしだ。
ビデオカメラをバイクで使うのはどうなんだろう。

大枚を叩いた割に、自分は映らないし、
永遠と道路を撮り続けただけの退屈な映像だったり、
カメラの向きが合ってなかったりと、、、。
ネガティブな映像ばかりだとは言わないが、
100%ではないにしろ、5割、、いや、7割ちかくの人が
「1回観たらもう観ない」や「容量取るので消した」、
「取り付けが面倒」、「編集がめんどくさい」などの理由で、
カメラを使わなくなった方も少なくはないはずだ。

ではなぜ今回引っ張り出してきたのか....

それは、
既に持っているのに
使わないともったいないからっ!!

である(笑)。

電子機器というのは、使わなくても壊れるもので、
道だろうが、空だろうが、他人だろうが、
動くうちに撮っておこう!!という考え方にしたのである。

ということで、、、
ヘルメットに取り付けてみる(笑)。

今までは(と言っても2回しか使っていないが...)
ヘルメットのてっぺんと、ほっぺた辺りに取り付けて撮影していたが
操作がしずらく、見てくれもあまり良くなかったので、
今回はアゴに付けることにした。



パーツ類は一通り揃っているので大丈夫なのだが、
問題は、取り付け場所の局面に台座がピタッと合わ無いということ。



そこで台座とヘルメットの隙間部分にだけ両面テープを2枚重ね、
密着するようにした。










これでヘルメットの曲面に沿うように貼ることができた。

そして貼り付け位置は、
カメラの本体がヘルメットのセンターにくるようにしたい。
本当であれば、レンズがセンターの方が良いとは思うのだが、
見た目のバランスでカメラの本体をセンターに合わせるようにした。
(絵的にほとんど差はないし...)







乗っているバイクがSSの為、ヘルメットと水平方向にレンズを向けると、
足元やメーター廻りばかりを撮ることになるので、
少し上むきに角度は調整する必要がある。

そして外から見ると、視界の邪魔になっていそうだが、
以外とカメラ自体は気にならず、
運転に支障がでるような危ないこともない。

ちなみにアダプターを2〜3個使うことで
カメラの動きに自由度が増し、
正面はもちろん、真横や斜め後方も撮影できるのだ。







あとは、カメラの操作を覚えるだけ...である(汗)。

しかし説明書というものはどれも、
自己中で、他人行儀で、冷たくて、独りよがりである...。(たぶん)
特に外国製品の日本語訳は「カタコトか!!」というほどヒドイ。
早くアレクサでもグーグルでもシリでも、
尋ねたらなんでもしてくれるようにならないかな。

「オッケー! グーグル! スマホとリンクさせたいんだけど、どーすりゃいいんだい?」

「ゴシュジンサマ ソレハ ワタシガ ヤッテオキマスノデ ヤスンデイテクダサイ
アッ ソレト カナラズアガル カブヲ カッテオキマシタヨ」

「サンキュー グーグル!! あしたから億万長者だな!!」

「ソウデスネ ゴシュジンサマ」

「ワッハハハ  ぐわっははは」

みたいに...


p.s.
 
BikeJINの『阿蘇ラリー』をやってみようかな。
ツーリングでの目的地もハッキリするし。
なにより“バイク”と“熊本”が少しでも盛り上がれば嬉しいしね。

タイヤ選びって...

2018-09-07 | バイク
やっと重い腰が上がり、炎の剣のタイヤを交換する事にした。



タイヤ選びの基準はというと、
・タイヤの端っこまで使っても安心できる、そこそこのグリップ感。
(端まで使うことはないと思うが...(汗))
・ウェットでの、そこそこの安心感。
・見た目(溝パターン)が、そこそこいかした感じであること...
で、ある。

そこで候補に上げたのがこの4つ。

1つめは、
『MICHELIN ROAD5』



このタイヤは『MICHELIN Pilot Road4』の後継で、2018年2月に発売されている。
ドライやウェットでの優れた操縦安定性に加えて、
走行距離が進んでも雨天時の制動力の低下を抑制するというのが売りのようだ。

2つめは、
『MICHELIN Pilot Road4』



このタイヤは『ROAD5』の前のモデル。発売は2014年。
基本性能は『ROAD5』と似ていて、使った方のインプレッションでは
かなり良い評価を得ているようだ。

3つめは、
『PIRELLI Angel GT』



『Angel ST』の後継。発売は2014年2月。
メーカーサイトを見ると
スポーツ性やウェット パフォーマンスを維持したまま、
安全・快適な長距離走行を実現した新世代タイヤとあり、
安定性、快適性とスポーティハンドリングの両立に、
耐摩耗性の向上とグリップのさらなる向上、スポーティなハンドリング、
新コンパウンドと新グルーブデザインの採用で
低温時やウェット路面でのグリップ向上とある。
溝パターンでいえば、コレが一番好みなのだが、
「エンジェル」というネーミングが硬派な俺には気になる点...(笑)。

4つめが、
『BRIDGESTONE BATTLAX HYPERSPORT S21』



街乗りから峠道、コースでのスポーツ走行までこなせる
ワイドレンジのスポーツタイヤ。発売は2016年2月。
これもメーカーサイトによると、
FIMロードレース世界選手権シリーズMotoGPクラス用の開発技術を
初めて一般公道走行向け2輪車用タイヤに適用したモデルで、
グリップ力と耐摩耗性能を高次元で両立しており、
従来商品よりコーナーリング性能の向上と摩耗ライフ約30%向上しているらしい。

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これらを見ていくと、ツーリングタイヤに寄ったチョイスになっているが、
今のツーリングタイヤはグリップも雨天走行性能も格段に進化しているので
私のような万年初心者には
どれを選んでもポテンシャルを引き出すことなく
次のタイヤ交換を迎えことになるだろう...

とりあえず、それぞれの金額と納期などを聞きに
炎の剣を購入したバイクショップに行ってみた。

で、店長に
「せっかくだから、高くてもいいんで良いタイヤをはきたいんですよね〜」
などとのたまい、金額を調べてもらった。

結果、タイヤ本体の金額は
・5は(前)19,560円 (後)29,580円(合計)49,140円
・4も(前)19,560円 (後)29,580円(合計)49,140円
・エンジェルGTは(前)21,560円 (後)31,920円(合計)53,480円
・S21は(前)18,590円 (後)28,000円(合計)46,590円

うっ!! どれも結構なお値段だな...(汗)

工賃は諸々コミコミで6,700円で、
納期は2〜3日とのこと。

しかし、腹を決めて『エンジェルGT』に決めようとしていたその時、
思わぬ伏兵が!!

店長が、
「(あんた程度なら)こんなのありますよ!!」と、
頭上を指差した!!

そこには、









む むっ!!

前後合わせても約20,000円!!
『エンジェルGT』の前輪1本よりも安いではないか!!

心が大きく揺れた。
嵐の中、小舟で漕ぎ出すかのように
大きく揺れたのだ。

やばい、
「金のことなんか気にしてねー」
みたいな事を行っておきながら、
すでにこのタイヤに惹かれ始めている。

店長曰く、
このタイヤは2009年に発売したが、その後製造を中止。
だがまた再販し、特価で販売している...らしい。

2009年型とはいえ製造は2018年。
それに2002年式の炎の剣からしてみれば新しいタイヤではある。
ついでに評価をググッてみたが、
投稿件数はさすがに少ないが、悪い評価は少ない。

私「店長・・・」

店「コレにするんやな」

私「お、お願いします・・・」

店「了解です」

雨の日がどーたらとか、見た目がどーたらとか、
おまけにタイヤ4種の特徴まで語っておきながら、
結局、安さに負けてしまった....
こだわりやポリシーのないオトコに成り下がってしまったのか...

いや、こんなタイヤがあるという事を知っていたならば、
候補にあげていたハズである。
なんせ最新タイヤの半額以下なのだから。
そう、間違っていないはずだ。
正しい選択をしたのだ!!(←そう言い聞かせる事にした(汗))

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数日後バイクをとりにバイクショップへ。

ショップに着くと新品タイヤ(テクノロジーは10年前のものだが...)を履いた我がバイクが
店員にゆっくり押されながら私の前へ。
やっぱり値段がどうであれ、
新しいものは気持ちがいいものだな。

ところで、今まで履いていたタイヤは
『MICHELIN PILOT POWER 2CT』。
それと比べてみると...

これが『MICHELIN PILOT POWER 2CT』。





これが『DUNLOP Qualifire2』。





うす目で見ると同じように見えるぞ(笑)。
製造も今年だ。
なってったって『エンジェル』と比べたら
3万円以上安い!!

万年初心者の私にはこれでも十分である。

店を出る時、
「新しいタイヤはスベるんで気をつけてくださいね!!」
「コケないでくださいね!!」
「曲がり角はゆっくりで!!」
などと散々脅されたので、
帰路は恐る恐るの運転となった(笑)。

まぁ こんな風なので、
タイヤのインプレッションなんて出来やしない(笑)。
なのでその辺は、おいおい書くとしよう。


p.s.
ロングツーリングを目前にしてのタイヤ交換。
店長には「100kmは慣らしてねーー!!]と言われている。
カブたんに代わり、通勤に使うしかあるまいな。

買って、売って、また買って...(汗)。

2018-09-04 | バイク
最近、ツーリングバッグを購入した。

今まで、バイク用品をいろいろ試してきたが、
使わなくなったり(使えなかったり)したものは
売ったり、あげたりしてきた。

今回購入したバッグも、CBR250RR時代に一度使ったことがあり、
出雲や広島、九州一周などいろいろなところを共に旅し、
使い勝手も良く、便利なバッグだったのだが、
その後、お泊まりツーリングやロングのツーリングに行かなくなり...
今年の初春に手放してしまっていたのだ(汗)。

だがその良い印象(使い勝手の良さ)から、
急遽決まったロングツーリングに向けリピ購入(汗)。

それは、タナックスの『ミニフィールドシートバッグ MFK-100』である。







この商品は定番中の定番というか、非常に人気がある商品なので、
バイカーなら誰もが一度は購入リストに上げる!?シートバッグではないだろうか。

そんなメジャーなバッグを今更ここで....的な感はあるが、
これからシートバッグを買う人の為に書いておく。

このバッグの良いところは、
通常使用はコンパクトなのだが、
旅先で荷物が増えると容量を増やせるバッグだということ。
お値段もアマゾンでは8000円台とかなりリーズナブル。
本体は防水ではないのだが、レインカバーもついていて、
フタ!?も二重になっているので、雨の心配もない。
取り付け・取り外しも簡単で、バイクを離れる際も苦にならず、
置き場所のスペースも気にならない。
小さいポケットも多く、ペットボトルポケットもあるので
1〜2日のツーリングではかなり重宝する使い勝手の良いバッグなのだ。


ちなみに、通常ではこんな感じで、、、





ファスナーを開けて容量を増やすと、、、





容量が、19リットルから27リットルへ、ドーンと増えるのだ!!


私の場合、
炎の剣用として、サイズ・値段・使い勝手を考慮した結果、
このバッグにしたのだが、
赤兎馬にもカブたんにもジャストフィット間違いなしだろう。









しかし、100点かというとそうではない。

私は基本、シンプルなデザインが好きなのだが、
このバッグは、、、

紐(ヒモ)が多い....

ファスナーも多い...(汗)

機能的なのは良いが「Simple is best」がモットーな私には
すこしゴチャゴチャしているのだ。
だが、こういうマイナス面(私には)を考慮しても、
このバッグを選ぶ価値はおおいにあるのだ。
(リセールバリューもGOODだし...)

使う人のバイクやスタイルによっては「合わない!!」方もいるだろうが、
金額や機能面ではおすすめの商品である。
(ステマではないぞ!!)


p.s.

雑誌『BikeJIN』のイベントで、
あのキング ケニーが9/30に阿蘇に来るらしいぞ!!