米の国日本。この国では毎日お米を食べるのが普通ですが、米国人の主人は米を食べる文化で育ってないので、日本の米が必ず付いてくるシステムに未だに慣れてません。
食事の仕方がまず日本人と違うのです。
まず、サラダやスープを食し、メインを食べます。
それは必ず一皿一皿を完食してから次の皿にうつるので、日本人の様におかずと白飯を同時に食べる機能が彼にはそもそもないのです。
定食には必ず白米が付いてくるので、その白飯がいつも最後に残ります。
私に「君はライス好きだよね、食べていいよ!」と親切そうに言うのですが、
さすがに日本人でも、おかず無しで白米だけ食べるのは厳しいので丁寧に断ります。
酷すぎます。
かつて夫は丼ものも最初は上の具を全部食していた。そして案の定、下に残る米を見てハァっと溜息をついていました。
そんな彼の普段の食事をよく同僚等に聞かれるのですが、、
トマトやレタス、玉ねぎたっぷりのタコスを大量に作ったり、これは日本人のおにぎり辺りの感覚の食事でしょうか。
マカロニ、肉、マッシュポテト、サラダ、ピザ、ミネストローネ等等
めちゃくちゃシンプルな料理が我が家の日常の食事です。
ステーキは高価なのであまり食卓に現れませんが、たまに食べさせないと"ステーキ食べたい中毒"の禁断症状が現れます。
焼き肉より、ステーキ…
(私はステーキより、焼き肉が良しです)
日本っぽいメニューなら、炒飯やカレーは最近気に入って食べてくれます。
外食なら牛丼は最近よく会社の社長が奢ってくれるので喜んで食べてますが、家では作ったことありません。
(牛丼は私は松屋派です)
ハムとチーズのホットサンドや、BLTサンド、チリチーズドッグも夜食や簡単な食事の定番となります。これは、日本で言うなら鍋焼きうどんや、ちょっと豪華に作ったお茶漬けを食べる感覚なのでしょうか。
朝食はパンケーキがお気に入りです。
ホットケーキじゃ駄目なんです、、パンケーキ。(※これの違いについては、なかなか長くなるのでいつか気が向いたら記事にし)
基本、全行程十五分程度で出来る料理です。
日本人の旦那さんにこんな料理毎日出したら怒られるのでしょうか。
そして、アメリカ人の主婦に言うたら怒られる感じでしょうか。
どちらも分かりません。
しかしながら、パンやマカロニは幾ら業務用系のスーパーを活用しても決して安くはないので、白飯って日本の食卓のエンゲル係数を凄く助けてるんだなと、しみじみ感じます。
夫が白飯を美味しく食べれる日がくるといいなぁ。