日めくり日記帳

日々の出来事を日記として書いていきます。

ファンになってよかった。

2013-09-07 13:59:16 | Weblog
2013年9月7日

最近見つけたある小説のサイト。
前々からとあるグループのにわかファンだったから興味本位で覗いてみた。

その中にあった1つのお話。
もちろん、その話自体は実話ではないけど。
簡単にいうと売り出し中の某アイドルグループの1人と偶然出会った女のコが耳が聞こえなくなってしまうお話。

もちろんお互い惹かれあっているけど、耳が聞こえなくなった女の子はカレの元を何も言わずに去って行く。忙しいカレの負担にはなりたくないと思って。

カレはカレでいきなりいなくなってしまった女の子を想う。
徐々にわかってきた女の子がいなくなってしまった理由。
そんな中、カレのグループがコンサートを行うことに。
3人だけ大切な人を招待できる。--誰が使うか。
メンバーはカレに使えと進めるけど。連絡しようがない。
逢いたい。どうしても伝えたいことがある…。

ある仕事で訪れた場所で女の子と再会した彼はメンバーの力を借りてその場に女の子と一緒にいた友人と思われる子を探すことに。
その子を介してコンサートのチケットを渡すのだ。
手がかりは少なく、タイムリミットが迫る中やっとみつけた女の子の友人。
女の子が連絡を絶ってしまった理由も何もかも知っていたこの子は
「絶対行かせる」
そうカレに約束した。

そしてコンサート当日。
耳が聞こえなくても、楽しませる。
カレは女の子に手話を使ってパフォーマンスした。
聞こえなくても「あいしてる」と手話で。


この後作者からのメッセージがあった。
作者はこのグループのコンサートに行った時にこんなうちわを見たそうだ。
『耳がきこえなくてもファンでいい?』
それを見た彼はスタッフに手話を教えてもらいこう返した。
「いつもありがとう」
そしてありったけのファンサをその子にしていったらしい。

私はこのグループのコンサートに行ったことはない。
でもコンサートDVDを見るとスクリーンに歌詞が表示されていた。
もしかしたらこういうことを踏まえて、耳が聞こえなくても、何の曲が流れているのかわかるように、楽しんでもらえるようにそういう配慮なのかもしれない。


そう思ったらこのグループのファンになってよかった。
2年前の夏、たまたま見たドラマにカレが出ていてくれてよかった。
じゃなかったら知ることもなかったグループだろうから。

最近くすんでいた心が少し明るくなった。
このグループにはちょいちょい助けられている。