ゼロから製作するのは大変なので、HF機の終段だけを利用しました。トリオ製のHF機(終段がS2001X2)はトランシーバを含めると520等たくさんあります。今回はTX-599 を利用しました。S2001(6146グループ)は60MHZまで使えます。
HF機の終段だけを利用の利点
1手軽に出来る。
2元の部品はそのままなのですぐ元に戻せる。
3メーター回路がそのまま使える。
(ファイナルの電流、電圧、RF計等)
TX-599 終段部分回路図
変更の手順
1 ドライバー管12BY7Aを抜き取る。
2 上図のX印を切る。
3 A点に入力回路を組む
4 28MHZ のタンクコイルにタップをだす。
入力回路を入れた内部
28MHZ のタンクコイルにタップをだす
入力回路について
ヱキサイター10W 出力インピーダンス 50 オームを使う。
広帯域トランスを使い非同調
Rに200オームを使う理由
50オームだと
オームの法則より
EXE=10X50
E=22(V) ところがS2001のバイアス電圧は約ー50Vなのでドライブできない。そこで広帯域トランスを使い4倍にステップアップします。(E=45 V)
LはS2001の入力容量が数十PFありますので50MHzに共振させます。デイップメーターでは分かりずらいので(ブロードです)ヱキサイターとの間にSWR計をいれ最小になるようにLの間隔調整します。(1.5位になりました)ALCは省略しました。バンドスイッチは28MHZにして下さい。ファイナルをいじる時は高圧に注意して下さい。LPFをつけて下さい。
50W位軽く出ました。(DE JA1PLB))
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